2016年F1スペインGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンはニコ・ロズベルグとのクラッシュによりリタイアに終わった。

■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン　決勝＝リタイア
（ロズベルグを非難するかと聞かれ）そういう話に踏み込むつもりはない。まず僕はチーム全員に謝罪したい。マシンを止めた時、落ち込んでしまった。約1300人のスタッフが僕らがレースをするために懸命に働いてくれている。彼らの努力に報いることができず、どれだけ僕が落ち込んでいるか、言葉にできないほどだ。

　彼（ロズベルグ）に追いつきつつあった時、彼はレーシングライン上にいなかった。イン側にいたんだ。（ターン3の）少し右側だ。それでも左側の空間は右と比べるとずっと狭かったから、僕は右に行った。

　レーシングドライバーなら、隙間があって自分の方が17km/h速かったら、そこに飛び込む。

　前に進むつもりだ。チームには、同じことが二度と起きないよう力を尽くすつもりだということを分かってもらう。

（Sky Sportsのインタビューに答え）いいスタートを切ったが、ターン1に向けて彼が僕のスリップに入った。ターン3に近づいてきた時、彼のパワーが落ちた。彼がミスをして誤ったエンジンセッティングでスタートしたからだ。

　そのため彼のパワーが低下し、僕が追いついたんだ。彼はほんのワンステップ右側に寄っただけだったから、左側のスペースの方が圧倒的に狭かった。だから僕は右側に行った。ホイールとウイングが並んだけれど、接触を避けなければならなかった。

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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