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ピレリがトルコGPの復活に助力、次なる開催は2026年か。イスタンブール・パークの管理に名乗り

2024年5月2日

 これまで幾度となくF1グランプリを開催してきたトルコは、近い将来にカレンダー復帰を目指している国々のひとつに加わった。実際に、同国の文化観光大臣であるメフメト・ヌーリ・エルソイは、契約が完了に近づいていることを認めている。


 反時計回りのレイアウトも印象的なイスタンブール・パークは、2005年〜2011年までグランプリを開催したが、トルコ政府が急騰するプロモーター料金の支払いを拒否したために最初の契約は更新されなかった。


 しかし、新型コロナウイルスのパンデミックに際してカレンダーの再考が求められた際、F1が少額の利権の支払いを条件に開催国をさがすなかで、イスタンブール・パークがそれに応じ、2020年と2021年で2回のグランプリを開催した。それらの経験から、F1レースを開催することの利点をエルドアン政権は納得したようだ。


 イスタンブール・パークは、不遇の時代にはクルマの販売店としても使用されていたが、今では、ピレリ・トルコによる数年間のリースを目前に控えている。


 そこでピレリは、コースでF1レースが開催されるようトルコ政府に保証を求めた。それはコースへの投資を最大化する方法であると同時に、トルコで製造されたF1タイヤ向けのテストコースを持つことにもなるからだ。

2021年F1第16戦トルコGP
2021年F1第16戦トルコGP ランド・ノリス(マクラーレン)


 エルソイ大臣によると、イスタンブールのF1トラック管理の入札は4月上旬に行われ、成功裏に完了したという。その契約を確保した企業に関する公式コメントはないものの、ピレリ・トルコが今後10年間サーキットを管理することになると広く考えられている。そして政府は現在、長期的なグランプリ契約の確保に取り組んでいる。


 大臣は次のように認めている。「今は第2の段階に移行した。前のテナントは立ち退いて、落札した会社に引き渡さなければならない。そうなれば、2026年からイスタンブールでグランプリを開催する契約を締結するプロセスが迅速に進むことだろう」


 ドイツ、韓国、タイ、およびその他の国々もカレンダーの枠を争うなか、F1シーズンを30グランプリまで拡大するというステファノ・ドメニカリの夢が具体化しつつある。


 しかしドメニカリは各チームからの抵抗に直面している。各チームが望んでいるのは、現在の年間24グランプリにレース数を制限したまま、少なくとも半分のサーキットでレースをローテーションしながら、12から14の常設グランプリをカレンダーに残し、そのほかのグランプリを2年ごとに開催することだ。

2021年F1第16戦トルコGP
2021年F1第16戦トルコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)



(GrandPrix.com
Translation: AKARAG)




レース

5/17(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
5/18(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
5/19(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
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