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ニューウェイ争奪戦を繰り広げるフェラーリF1とアストンマーティン。それぞれのオファーとその魅力を分析
2024年5月2日
レッドブル・レーシングが、最近うわさされていたとおり、チーフテクニカルオフィサーのエイドリアン・ニューウェイがチームから去ることを発表、これによりニューウェイの次の動きにより大きな注目が集まっている。ニューウェイには、フェラーリとアストンマーティンがオファーをしているものとみられている。
5月1日、レッドブルは、ニューウェイがレッドブル・テクノロジーグループから2025年第1四半期をもって離脱すると発表した。ニューウェイは、F1の設計業務から退き、レッドブル社最初のハイパーカーRB17の開発の最終作業とデリバリーに集中し、このプロジェクトが完了するまで関与するという。
ニューウェイは、「今が、自分自身の新しいチャレンジを追求する好機であると感じている」と述べている。
レッドブルとの2025年末までの契約を短縮して離脱するというニューウェイの決断は、この数カ月で非常に優れたオファーをふたつ受けたことによって後押しされた。
フェラーリとアストンマーティンは以前からニューウェイを引き抜こうとしていた。そして今年初めにレッドブル代表クリスチャン・ホーナーが女性従業員に不適切な行為をしたという告発がなされるというスキャンダルが発生、これによって内部の権力闘争がより激しくなったことで、ニューウェイは離脱を考え始め、フェラーリとアストンマーティンには彼を獲得できる可能性が高まってきた。
F1史上最も大きな成功を収めたエンジニアといわれるニューウェイは、現在65歳であり、次の移籍先がキャリアの最後を過ごすチームになる可能性が高い。
それでは、フェラーリとアストンマーティンのそれぞれのオファーの魅力はどこにあるのかを見ていこう。
アストンマーティンは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンに次ぐといわれるほどの莫大な額のサラリーをニューウェイに提示しているといわれ、5年間で1億ユーロ(約166億円)の契約であるとの説もある。さらにアストンマーティンのスーパーカーを設計する機会、F1チームとアストンマーティン・ラゴンダ社の株式の提供もある。
こういった高額な条件の他にも、アストンマーティンに加入すれば、最近のレッドブルの成功に大きく貢献しているパワーユニット・マニュファクチャラーのホンダと一緒に仕事をすることができ、加入のタイミングによっては、彼が高く評価しているフェルナンド・アロンソと共に働くことができるという魅力もある。また、英国にとどまることができるというのも、ニューウェイにとっては大きなメリットになる。
一方フェラーリはどうか。ほとんどの人は、フェラーリからのオファーを断る気にはなれない。ニューウェイはキャリアのなかで2度、スクーデリアとの契約に近づいたが、実現しなかった。今回は、以前よりもさらに良い条件が整っており、ノーと言うのは非常に難しいだろう。
ステランティスの会長ジョン・エルカーンは、ルイス・ハミルトンの引き抜き、HPとのスポンサー契約など、チーム代表フレデリック・バスールの最近の動きすべてに積極的に関与している。エルカーンはニューウェイとの交渉にも参加しており、それによってニューウェイは自分が高く評価され、強く求められているという感触を得ていることだろう。それこそニューウェイが常に望んでいることだ。彼はチームにとって自分は必要不可欠な存在であると感じられることを重視しているのだが、最近レッドブルではそういう感覚を得られなくなっていた。
フェラーリは、F1技術部門の完全なる指揮権と莫大なサラリーを提示している。さらに、フェラーリ移籍においての大きな魅力は、ハミルトンがいることだ。ニューウェイは、今までのキャリアのなかで悔いがあるとすれば、それは7度のチャンピオンと一緒に働くことができなかったことだと述べている。さらに、フェラーリで2008年以来のF1タイトル獲得の立役者になるという野心にも抗いがたいだろう。
多くの人々が、マラネロがニューウェイの移籍先になると予想しているが、アストンマーティンの高額のオファーとイギリスにとどまることができるという点は大きなメリットだ。
一方で、メルセデスもニューウェイ獲得に動き出したといわれ、さらにはニューウェイはF1の現場から離れる可能性もあるといわれる。最終的に彼がどういう決断を下すのかが注目される。
(GrandPrix.com)
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5/17(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
5/18(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
5/19(日) | 決勝 | 22:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |