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5年ぶりのF1中国GPで、ドライバーたちが路面の“ペイント”に困惑

2024年4月19日

 5年ぶりのF1中国GPを前に、上海インターナショナル・サーキットの路面に新たにペイントが施されたように見えることに気付いたドライバーたちが困惑を示し、FIAが路面の処理について説明した。


 トラックウォークを行ったドライバーたちは、サーキットのアスファルトが通常のグレーではなく、ブラックに近い色であることに気付いた。パドックでは、直前に何らかの塗装が行われたのではないかという推測が持ち上がり、明確な説明がなされていないことから、混乱が生じた。


「ターマックはとても特殊な方法で処理されているように見える。つまり、未知の部分がたくさんあるということだ」とフェラーリのカルロス・サインツは語った。


「完全な再舗装が実施されたのか、トラックに奇妙なアルファルト処置が施されただけなのか。FIAもチームも、ここで何が行われたのか、きちんと理解してはいないと思う」


「かなり特殊に見える。最近F1サーキットでは見られなかったものだ」

上海インターナショナル・サーキット
2024年F1第5戦中国GP 上海インターナショナル・サーキット


 その後、コースの路面には、アメリカやアジアの道路で一般的に使用されているアスファルト表面処理が施されていたことが判明した。作業は昨年実施されたという。


 道路の舗装材として使用されるビチューメンは、液体の状態で路面に塗布され、ダストを減らし、耐久性と耐水性を高める保護層を形成する。


 FIAのスポークスマンは、路面処理について、『Speedcafe』など複数のメディアに対して、次のように説明した。


「これはビチューメン塗料であり、ターマックを保護するコーティングとして使用された。石がアスファルトの中にとどまるようにするためだ」


「この措置は、グリップレベルを向上させ、長期にわたる劣化からターマックを守ることが期待される。塗装は昨年施された」


 このペイントがグリップレベルとタイヤの摩耗特性にどのような影響を及ぼすかは、予想できない。中国GPは今年初のスプリントイベントとして開催される。フリープラクティスは金曜の1時間のみしか実施されないため、どのチームも十分なデータ収集を行うことが困難だ。

上海インターナショナル・サーキット
2024年F1第5戦中国GP 上海インターナショナル・サーキット



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

5/4(土) フリー走行 1:30〜2:30
スプリント予選 5:30〜6:14
5/5(日) スプリント 1:00〜02:00
予選 5:00〜
5/6(月) 決勝 5:00〜


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

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