最新記事
- ベッテルがセナのマクラーレンMP4/8でイモラ...
- レッドブル&HRC密着:“マックス劇場”から一...
- 【角田裕毅F1第7戦分析】アンダーカットに成...
- 【ポイントランキング】2024年F1第7戦エミリ...
- 【F1第7戦決勝の要点】3位が精一杯も確実な進...
- フェルスタッペンが0.7秒差の接戦を制する。...
- 【正式結果】2024年F1第7戦エミリア・ロマー...
- 2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP予選ト...
- 2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP予選ト...
- RBのホームレースで2台揃ってQ3進出「今週末...
- レッドブル&HRC密着:初日から改善を実感も...
- 【角田裕毅F1第7戦展望】満足なアタック練習...
フェラーリ、PUの進歩でリヤタイヤの摩耗対策がさらに前進か。テストではピレリのタイヤ開発に協力
2024年2月7日
フェラーリは先週、スペインのカタロニア・サーキットで実施した3日間のテストにおいて、ピレリの2025年型スリックタイヤ開発に協力し、バーレーンでのF1公式テスト開始前にシャルル・ルクレールとカルロス・サインツにスピード感を取り戻させたほか、2022年仕様の『F1-75』でセットアップテストも行った。これは現在マラネロで行われている『SF-24』のサーキットデビューに向けた準備に大いに役立つはずだ。
このテストでルクレールとサインツがドライブした『SF-23』は、空力、機械、電子的なセッティングに関しては、ピレリとの契約条件により昨シーズン末に使われたときとまったく同じ状態でなければならなかった。バルセロナでテストされた多くのプロトタイプ・スリックタイヤがどのように機能するか、ピレリが正確に理解できるようにするためだ。
2日間の走行を通してSF-23は標準構成のまま。走行ごとに変化するのは、使用されたさまざまなタイヤのセットの違いだけだった。ピレリが収集したすべてのデータは即座に読み取られることになっており、ピレリはチームがマシンのセットアップのいかなる部分も変更することを望まなかった。
一方で、スポーティングレギュレーションにより2年前のマシンで新しいパーツをテストすることはできないが、セットアップの点では既存のパーツで行えることに制限はない。つまりチームは『SF-75』ではパワーユニットの電子設定やギヤボックスなどのセッティングに取り組み、マネジメントの改善を図ることができた。
フェラーリに近い情報筋によると、スクーデリアでは初日はシャルル・ルクレールと開発ドライバーのアーサー・ルクレールが走行し、その後はカルロス・サインツと新リザーブドライバーのオリバー・ベアマンが1日ずつ走行を行ったという。
昨季2023年のスクーデリアの主な問題は、レース中のリヤタイヤの過度の劣化だった。チームはそれがパワーユニット(PU)のハイブリッド部分のパワー供給特性によるものだと考えていたため、さまざまなMGU-Kマッピングに取り組み、バルセロナでのプライベートセッションでテストを行った。
2023年シーズンの半ば、フェラーリにメルセデスとホンダの両方から数人のエンジンスペシャリストが加わった。彼らは跳ね馬のPUのMGU-Kが、彼らが以前取り扱っていたPUよりもはるかに過酷なかたちでパワーを発揮していることにすぐに気づいた。そのため、エンジングループのエレクトロニクス部門は、トルクの伝達を以前よりもスムーズにする新しいマッピングの開発を課された。それにより昨シーズンは多くの進歩が見られたが、今シーズンはさらに大きな飛躍を遂げようとしている。
パワーの伝達がよりスムーズになったことは、リヤタイヤの寿命に直接的なメリットをもたらした。ドライバーがコーナーから出る際にスロットルを踏んでもタイヤが大きなストレスにさらされることがなくなり、コーナー出口で供給されるパワーが実質的に少なくなるためだ。また、ストレートの終わりにはより多くのパワーを使えるので、2023年にレッドブルより劣勢にあったトップスピードも改善されるだろう。
カタロニア・サーキットで使用された『F1-75』には2022年仕様のパワーユニットとデモタイヤが使われたが、フェラーリは、スペインでの3日間のテストで見られた進歩が、今年のパワーユニットとピレリのレースタイヤに反映されると確信しており、2月13日(火)にフィオラノのプライベートコースで予定されている2024年型F1マシン『SF-24』のシェイクダウンですぐにも検証したいと考えている。
(GrandPrix.com
Translation: AKARAG)
関連ニュース
5/17(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
5/18(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
5/19(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 161 |
2位 | シャルル・ルクレール | 113 |
3位 | セルジオ・ペレス | 107 |
4位 | ランド・ノリス | 101 |
5位 | カルロス・サインツ | 93 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 53 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 44 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 35 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 15 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 268 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 212 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 154 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 79 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 20 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |