最新記事
- ダイムラー会長、メルセデスF1の成功を活用し...
- アルピーヌF1のオコン、WRC開幕戦モンテカル...
- 「ひとつのドアが閉まると、他のドアが開く」...
- F1プレシーズンテストの日程・会場が決定。バ...
- アルファロメオF1のリザーブを務めるクビサ、...
- レッドブル・ホンダF1のペレスがシミュレータ...
- アルファロメオF1が2021年型マシンの発表プラ...
- アストンマーティンF1オーナー、ローレンス・...
- 【F1インタビュー】最強のライバルに挑むボッ...
- “緑のレッドブル”新登場。合わせて角田裕毅の...
- アルファロメオF1、新車発表会を2月にポーラ...
- フレデリック・ベスティ、メルセデスF1のジュ...
レッドブルに近づきたいアストンマーティンF1、メルセデスとの提携関係を拡大へ
2021年1月11日
ローレンス・ストロールは、息子のランスがグランプリの世界で長いキャリアを確立する基盤を作るためだけにF1チームを買収したのではない。ファッションビジネスで大きな成功を成し遂げたストロールは、自動車業界においてその再現をしたいとも考えているのだ。2020年、アストンマーティン・ラゴンダ社の株主でありエグゼクティブチェアマンとなったストロールは、F1チームは同社にとって良い宣伝効果を発揮すると見ている。
ストロールは2018年にフォース・インディアF1チームを買収、同チームをレーシングポイントとして運営していたが、2021年にはアストンマーティンF1チームに名称を変更することを決めた。
F1活動において、ストロールが妥協のないアプローチを取っていく方針であることは、2020年の時点ですでに明らかになっている。チームは何年もの間、レッドブル・レーシングのチーフテクニカルオフィサーを務めるエイドリアン・ニューウェイのデザインコンセプトを取り入れてきたが、2020年に向けてそれまでの信念とデータをすべて放棄するという異例の手段を取った。そして2019年のF1を席巻したメルセデスのシャシーW10をコピーすることに、方向転換したのだ。
レーシングポイントは、信頼性の問題とランス・ストロールの一貫性の欠如によってコンストラクターズ選手権3位の座は失ったものの、2020年に明確に一歩前進した。2021年にはアストンマーティンの名のもとで、より一層良い結果を出すべく、準備を進めていく。
ストロールとパートナーたちは、4度のF1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテルを中団チームであるアストンマーティンに加入させることに成功。ベッテルの獲得から、彼らが野心的な計画を立てていることは明らかだ。
さらにアストンマーティンがメルセデスF1チームとの技術提携関係を強化することも明らかになっている。彼らが目指すのは、2020年にメルセデスに続くランキング2位を獲得したレッドブル・ホンダのレベルに近づくことだ。
新ファクトリーの建設は新型コロナのパンデミックによる制限で遅れたものの、アストンマーティンは、シルバーストンの古いファクトリーにある程度の資金を使うと同時に、この12カ月の間に150人以上の新スタッフを雇用、少なくともあと50人を雇い入れる予定だ。その新スタッフの一部は、ほんの13kmほどの位置にあるブラックリーのメルセデスのファクトリーから移籍してくる模様だ。
2021年のF1レギュレーションには予算制限の項目があり、それにより新たな制限が課されるため、メルセデスはスタッフ数を減らす必要がある。フェラーリがハースに一部スタッフを移すのと同様に、メルセデスもF1スタッフを他の部署に異動させるのではなく、アストンマーティンへと送り、彼らが必要としている経験と専門知識を提供する。
ふたつのファクトリーの距離が近いことから、メルセデスからアストンマーティンへ移るエンジニアのための社屋を新たに建設する必要はない。フェラーリも、ハースに移籍する技術者たちをマラネロの別社屋において作業させる予定だ。
メルセデスとアストンマーティンの提携関係は今後さらに強化されていくだろう。メルセデスの親会社ダイムラーがアストンマーティンの株主であり、メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフがアストンマーティンの株式を多数購入していることを考えれば、それは驚くべきことではない。
(Grandprix.com/autosport web)
関連ニュース
12/11(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
12/12(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/13(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | ルイス・ハミルトン | 347 |
2位 | バルテリ・ボッタス | 223 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 214 |
4位 | セルジオ・ペレス | 125 |
5位 | ダニエル・リカルド | 119 |
6位 | カルロス・サインツJr. | 105 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 105 |
8位 | シャルル・ルクレール | 98 |
9位 | ランド・ノリス | 97 |
10位 | ピエール・ガスリー | 75 |

1位 | メルセデス | 573 |
2位 | レッドブル・ホンダ | 319 |
3位 | マクラーレン | 202 |
4位 | レーシングポイント | 195 |
5位 | ルノー | 181 |
6位 | フェラーリ | 131 |
7位 | アルファタウリ・ホンダ | 107 |
8位 | アルファロメオ | 8 |
9位 | ハース | 3 |
10位 | ウイリアムズ | 0 |

第13戦 | エミリア・ロマーニャGP | 11/1 |
第14戦 | トルコGP | 11/15 |
第15戦 | バーレーンGP | 11/29 |
第16戦 | サクヒールGP | 12/6 |
第17戦 | アブダビGP | 12/13 |

