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【気になる一言】ドライバー発表はもうしばらく待ってほしいとハースF1代表「F2の結果とは関係ない」

2020年11月28日

 2021年のレギュラードライバーを発表していないチームはいくつかあるが、ふたつあるシートにだれが座るのかをいずれも発表していないのはハースだけだ。


 しかし、ハースはすでに現在レギュラードライバーを務めるロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンのふたりとは契約を更新しないことを発表しており、そのほかのチームのレギュラードライバーが概ね残留していることを考えると、FIA-F2で活躍しているフェラーリ育成ドライバーを起用する可能性が高い。


 しかし、2020年F1第15戦バーレーンGP金曜日のFIA会見に出席したハースのギュンター・シュタイナー代表の口からは、それが誰になるのかは発せられなかった。


「その質問は長い間、聞いていないので、また質問してくれてありがとう!」


 もちろん、これはグランプリのたびに質問されていることへの皮肉を込めたシュタイナーなりのジョークだった。そして、真面目な顔でこう続けた。


「シーズンが終わる前までには発表する予定だが、正確な日付まではまだ決まっていない。ただ、そんなに長く待たせるつもりはない。最長で2週間といったところだろう。もうしばらく待っていてほしい」


 2週間ということは、このバーレーンGPの週末を含めると、翌週の第16戦サクヒールGPの週末までとなる。そこで司会者が「F2の結果次第ということですか?」と質問した。


 というのも、F2はこのバーレーンGPを行った後、次のサクヒールGPが今シーズンの最終戦となるからだ。しかし、シュタイナーはそれは関係ないと言う。


「ガッカリさせてすまないが、F2の成績とは関係ないよ」


 木曜日の会見で、今シーズン限りでハースを去ることになるグロージャンとマグヌッセンは、もしハースがふたりともルーキーを起用したら、マシンのフィードバックや開発という点で難しいシーズンになるかもしれないと語っていた。だが、シュタイナーは心配はしていない。


「もし、我々がふたりともルーキーを採用したとしても、それは問題にならないと思う。なぜなら、来年のマシンは基本的に開発が凍結されているからだ。だから、むしろルーキーを採用するなら来年のほうがいいんだ」


「もちろん空力の変更はできるが、基本的な設計変更はできない。来年は大きくレギュレーションが変更される2022年への移行の年。したがって、ルーキーにとってはF1を学び、チームスタッフと人間関係を構築し、記者会見での受け答えなどを学ぶのにいい年になると思うよ」


 つまり、ハースの2021年ドライバーはルーキーになることはほぼ間違いない。あとはそれがだれなのか。そして、その発表がいつ行われるのかだ。

ロマン・グロージャン(ハース)
2020年F1第15戦バーレーンGP ロマン・グロージャン(ハース)

2020年F1第15戦バーレーンGP ケビン・マグヌッセン(ハース)
2020年F1第15戦バーレーンGP ケビン・マグヌッセン(ハース)



(Masahiro Owari)




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