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メルセデスF1、トルコGPで勝利も予選での大苦戦を問題視「タイヤの熱入れについて改善する必要がある」
2020年11月23日
メルセデスF1チームは、2020年F1第14戦トルコGPのフリープラクティスと予選で苦戦を強いられた理由を把握していると、戦略ディレクターを務めるジェイムズ・ボウルズは語った。今シーズン中に同じ問題に直面する可能性は低いものの、今後のために対策を講じる必要があると、ボウルズは考えている。
トルコGPのフリー走行と予選でメルセデスは非常に苦労した。ルイス・ハミルトンは、予選でポールポジションのランス・ストロールより4.795秒差で6番手、バルテリ・ボッタスはさらに3番手後ろという有り様だった。
ボウルズは、イスタンブール・パークのコースは再舗装されたばかりで、非常にグリップが低く、それに降雨が相まって、メルセデスW11はタイヤにエネルギーを伝え、温度を上げることが困難になったと説明した。
「予選Q1で各車がウエットタイヤで周回を重ねていた時には、我々は他のチームと比べて遅いわけではなかった。実際のところ、2台のマシンはトップ5につけていたのだ」とボウルズはレース後のチームの公式動画のなかで語った。
「しかし、レッドフラッグが複数回出された後、Q1終盤になって、問題の真の大きさが分かった。その時、(残り時間が少なかったため)すべてのチーム、すべてのドライバーが、ウエットタイヤでの計測ラップ1周でいいタイムを出す必要があった」
「つまり(素早く)タイヤに熱を入れ、適正な状態に持っていくことがすべてだった」とボウルズは続けた。
「Q2では、全員がウエットタイヤで走り続けた。その状況で我々は再び、(マックス・)フェルスタッペンに2秒の遅れをとった」
「Q3でストロールは、我々が計画したのとまさに同じ戦略で走った。ウエットタイヤで計測ラップを1周した後、インターミディエイトタイヤでの方が速いと分かり、インターで計測ラップを2周走行した」
「(ストロールとの間に約5秒の差が生まれた)理由を掘り下げると、タイヤに注ぎ込むエネルギーの問題だ。エンジンがエネルギーを生み出し、リヤタイヤを回転させ、滑らせる。ブレーキはフロントとリヤの両方でエネルギーを生み、それがタイヤに伝えられる」
「しかし、路面がウエットだと、雨がタイヤからエネルギーを絶え間なく奪い取ってしまう。従って、コンディションによってエネルギーを奪われる以上に、エネルギーを生み出すことが重要なのだ」
ハミルトンは、レースのスタート時にも苦戦していたが、路面が乾き始めてインターミディエイトタイヤに交換し、そのタイヤで長いスティントをとり、最後まで走り切るなかで、徐々に順位を上げていき、トップに立った。ボウルズは、継続して多数の周回数を走ることで、最終的に必要なレベルまでタイヤ温度を上げることができたと語った。
今シーズン残りのグランプリはバーレーンでの2戦とアブダビであり、ボウルズは、これらのトラックと気象条件を考えれば、トルコGPと同じ問題に見舞われることはないと確信している。
しかし、長期的に考えれば、同様の条件が重なる可能性があり、その場合、メルセデスは再び劣勢になるリスクは残っているとも、ボウルズは認めた。
「恐らく、近い将来この問題が再び起きるだろう。我々は備えをする必要がある」とボウルズは、対策が必要であることを強調した。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | ルイス・ハミルトン | 347 |
2位 | バルテリ・ボッタス | 223 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 214 |
4位 | セルジオ・ペレス | 125 |
5位 | ダニエル・リカルド | 119 |
6位 | カルロス・サインツJr. | 105 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 105 |
8位 | シャルル・ルクレール | 98 |
9位 | ランド・ノリス | 97 |
10位 | ピエール・ガスリー | 75 |

1位 | メルセデス | 573 |
2位 | レッドブル・ホンダ | 319 |
3位 | マクラーレン | 202 |
4位 | レーシングポイント | 195 |
5位 | ルノー | 181 |
6位 | フェラーリ | 131 |
7位 | アルファタウリ・ホンダ | 107 |
8位 | アルファロメオ | 8 |
9位 | ハース | 3 |
10位 | ウイリアムズ | 0 |

第13戦 | エミリア・ロマーニャGP | 11/1 |
第14戦 | トルコGP | 11/15 |
第15戦 | バーレーンGP | 11/29 |
第16戦 | サクヒールGP | 12/6 |
第17戦 | アブダビGP | 12/13 |

