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ハミルトン、思う存分バトルができるF1タイヤを希望「ファンはマネジメントを見たいわけではない」

2020年8月20日

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1タイヤサプライヤーのピレリに対し、レース中、常にマネジメントに集中しなければならないタイヤではなく、思い切りバトルができるタイヤを提供するよう積極的に求めていくと語った。それはファンの願いでもあると、ハミルトンは考えている。


 2020年シルバーストンで開催されたイギリスGPと70周年記念GPでは、タイヤのトラブルが発生、大きな関心が集まった。ドライバーたちはレース中、プッシュするよりも巧みにタイヤを管理する必要があり、そのためにコース上での見せ場が損なわれているという見方もある。


 バルセロナでタイヤを非常にうまく使って今季4勝目を挙げたハミルトンは、タイヤマネジメントを最優先にレースをすることは、ドライバーやファンが望んでいることではないと主張した。

2020年F1第4戦イギリスGP決勝 バルテリ・ボッタス(メルセデス)のタイヤがパンク
2020年F1第4戦イギリスGP決勝 バルテリ・ボッタス(メルセデス)のタイヤがパンク

「将来のために、ピレリに大きなプレッシャーをかける必要がある」とハミルトンはスペインGPの週末に語った。


「残念ながら彼らは2020年タイヤの開発に関し、昨年末のうちに良い仕事ができなかった。だから僕らは今シーズン、2019年と同じタイヤを使わなければならなくなった」


 ピレリはタイヤが満たす必要のある基準を指定したFIAのターゲットレターを基に、2020年用タイヤの開発を行っていた。しかしドライバーたちが2020年用タイヤを試した後、チーム側はこれを使用することを拒み、2019年のタイヤを引き続き使い続けることを決めた。その後、18インチタイヤの導入が2022年に延期されたため、現在のタイヤが2021年にも使用されることが決まった。


「以前ターゲットレターが作成された時、ドライバーは議論に参加していなかった」とハミルトンは付け加えた。


「だから昨年、僕はドライバー代表の一員としてパリでのミーティングに参加した。彼らが正確なターゲットレターを作る手助けをしたかった。長いこと適切なものが作られていなかったんだ」


「来年には実行することはできないだろう。でも2022年にはもっと良いタイヤが必要だ。もっとグリップがあり、安全性が高く、他のマシンに接近して走ることができ、ファンのために素晴らしいレースができるようなタイヤがね」


「今、僕たちはかなりの部分をマネジメントに費やしている。そしてそれはファンが求めていることではないと思う」


「レーシングドライバーもそれを望んでいない。走行中にタイヤマネジメントをしなければならないなんてね。タイヤに十分な性能がないと何秒も遅く走ることになる」


「だからピレリにできるのなら、彼らがより良いタイヤを作るために手助けがしたい。それが重要な課題だ」



(autosport web)




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