F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

「レースをしなければ生き延びることができる」ハースF1、財政面に大きな懸念か

2020年5月19日

 ハースF1チームのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、議論を引き起こすような意見を表明している。チームにとっては、無理に短縮化されたシーズンに直面するよりも、2020年にはレースを行わない方がよいのではないかというのだ。


「レースをしなければ、我々は生き延びることができると思う」と今週シュタイナーはF1公式ウェブサイトの『F1 Nation』ポッドキャストで語った。


「最悪なのは、レースがたった8戦(かそれに満たない)の場合だと思う。なぜならレースに出ると大金がかかるが、収益はほとんどないからだ」


「私は誰もが我々と同様の関心を持っていると思う。適切なスケジュールを組むか、そうでなければやめる必要がある」


 F1経営陣はチーム代表とFIAとともに、新型コロナウイルスのパンデミックが引き起こした混乱状態から、2020年シーズンを可能な限り立て直そうとしているところだ。


 現在10戦が無期限に延期もしくは中止となっているが、いくつかのレースは今年の後半に再スケジュールされることが期待されている。伝統的にサマーブレイクとなる8月には、複数のレースが開催される可能性が高い。


 一部のサーキットではレース数を確保するために、ダブルヘッダーの日程が組まれる。現在2連戦が計画されているのは、オーストリアとイギリスで、7月に無観客でシーズンを開幕する予定だ。


「15戦を行うという計画がうまくいくことを願っている。15戦というのは、経済的な(実行可能な)マジックナンバーとなるようだ。だからその数字に達することを期待している」


 現在の混乱によってチームへの財政面での影響を懸念する一方で、シュタイナーは2020年のレース不足が長期的なF1の健全性と人気を落としてしまうリスクを抱えていると話した。


「すべてのことがF1全体のためになっていない。一部のファンは離れていき、他に観るものを見つけて、それに夢中になる」


「我々はレースに出かけるファンに恩義もある。我々は常に自分たちのことについて話している。どれだけ不満か、などといったことをだ。だが数百万人もの人々が我々を支えてくれている。だから我々はファンをふたたび楽しませるために、最大限のことをする必要がある」


「ここに責任があるということだ。だから我々がこの責任を果たせることを期待している」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP