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「最善の放送契約を獲得する原動力は競争」リバティ・メディアCEO、F1放映権をめぐる入札合戦に期待

2020年3月19日

 リバティ・メディアのCEOを務めるグレッグ・マッフェイは、メディア界の主要デジタル企業によるF1の放映権をめぐる有益な入札合戦が活性化する可能性があるだろうと見ている。


 デジタルメディアの世界は拡大を続けており、Amazon、YouTube、Huluといった主要企業が、ESPN+に並んでスポーツのライブストリーミングを提供している。特にF1への関心が高まっていることから、入札合戦が起き、様々なライブストリーミングサービス同士の競争がF1の放送収益増加を促進することになるとマッフェイは見込んでいる。


 マッフェイは最近サンフランシスコで行われた『Morgan Stanley Technology、 Media & Telecom Conference』において、「我々は常に主催者、放送局、スポンサーとの契約の仕切り直しを行っている」と語った。


「我々は単一の契約に依存してはいない。ある契約は他の契約よりも大規模なものだ。たとえば我々はドイツ(RTL)と契約交渉中であり、今後の展開について私は楽観視している」


「F1への関心が高まっているため、全体的にプロモーターの影響力が強くなっていると考えている。だがF1への関心に加えて、最善の放送契約を獲得する原動力となるのは競争だ」


「多くの放送局が入札するほど、緊迫感が増し、ある局を他と比較することができる。私は、そうした場面における我々の立場に自信を持っている」


「ビジネスにおける長期的な最大の利点のひとつは、大規模デジタル企業の新規参入だ。彼らがF1に参入し、入札するかもしれない。それは我々にとって肯定的な側面しかない」


 元F1最高経営責任者のバーニー・エクレストンは、F1の有料放送契約の獲得を推進していたが、リバティ・メディアも同様の路線を踏襲している。


 しかしマッフェイは、F1の放送収益内容と視聴者数において適切なバランスを取ることは難しい仕事であり、そのことはF1のスポンサーシップ獲得に直接的な影響を与えることを認めた。


「我々の強力なビジネスには3つの収入源がある。放送、スポンサーシップ、主催者の3つであり、レース開催にあたって我々は収益を得る。そしてこの3つには緊張関係がある」


「もしすべてを無料テレビ放送につぎ込んだら、我々はおそらくスポンサー収入をより迅速に増やすことができるだろう。なぜならスポンサーのためにより多くの視聴者に見せることができるからだ」


「逆に、もしすべてを有料プラットフォームにつぎ込んだら、我々は放送収入を劇的に増やすことができるだろう。しかしそうなるとスポンサー収入が脅かされることになる」

2019年F1第18戦メキシコGP
リバティ・メディアのCEOを務めるグレッグ・マッフェイ(右)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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