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レッドブル・ホンダ密着:メルセデスに引き離された難関セクター3。低速コーナーに課題/F1アブダビGP土曜
2019年12月1日
「カレンダーには常に、特定のチームのマシンにとって相性が良く、他チームのマシンよりも適切なセットアップを見つけやすいサーキットがある。 ここはメルセデスに向いているコースであり、逆に私たちにとっては、最後のセクターは少しトリッキーだった」
これはF1最終戦アブダビGPの予選で、メルセデス勢2台に次ぐ3番手を獲得したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンのコメントだ。
ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)のタイムは1分34秒779。これに対して、フェルスタッペンのタイムは1分35秒139。その差は0.36秒。だが、セクター1のふたりのベストは、ハミルトンが16.903秒(全体3位)で、フェルスタッペンも16.967秒(全体5位)と肉薄していた。
ふたりのタイムはセクター2でも接近しており、ハミルトンは40.561秒(同3位)で、フェルスタッペンは40.648秒(同4位)だった。セクター2までの区間ベストのタイム差は0.151秒だった。
その差が一気に広がったのが、セクター3だ。ここでハミルトンは区間全体トップとなる37.235秒をマーク。これに対して、フェルスタッペンもメルセデス勢以外ではトップとなる37.349秒(同3位)の走りを見せたものの、セクター3だけで0.114秒離されてしまった。
セクター3にはターン11から21まで11個のコーナーがあり、そのほとんどが低速コーナーだ。今年のメルセデスはその速度域のコーナーが強く、そのことは市街地コースのモナコGPでハミルトンがポール・トゥ・ウィンしていることからもわかる。
さらにフェルスタッペンが自己ベストとなる1分35秒139をマークしたときのラップは、セクター2のタイムが自分の区間ベストより0.175秒も遅かったことも、ハミルトンとの差がさらに広がる要因となった。
つまり、フェルスタッペンが言うように、最終セクターをまとめることも難しかったが、それを考えるあまり、すべてのセクターをまとめることを難しくしてしまったようだ。
レース本番は、日曜日。しかも、予選2番手のバルテリ・ボッタスは、パワーユニット交換によるペナルティのため、最後尾スタートとなり、フェルスタッペンはフロントロウから。
チームメイトのアレクサンダー・アルボンも好走したブラジルGPと同じ5番手からスタートする。メルセデスが得意なコースで、2020年シーズンにつながるいいレースを、レッドブル・ホンダの2台に期待したい。
(Masahiro Owari)
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5/17(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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5/19(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 161 |
2位 | シャルル・ルクレール | 113 |
3位 | セルジオ・ペレス | 107 |
4位 | ランド・ノリス | 101 |
5位 | カルロス・サインツ | 93 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 53 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 44 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 35 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 15 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 268 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 212 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 154 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 79 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 20 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |