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【あなたは何しに?】インディカーで活躍するエリクソンのトレーナーが、ダニール・クビアトを担当したわけとは
2019年7月11日
F1シーズンを転戦していると、いろいろな人との出会いがある。今回は、2018年までF1に参戦していたマーカス・エリクソンのトレーナーで、オーストリアGPではトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトを担当したアレックス・エルグをご紹介。
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第9戦オーストリアGPが行われていたレッドブル・リンクのパドックで、レッドブルとトロロッソのモーターホームであるホルツハウスに入ろうとしたら、トロロッソのチームウェアを着た人物に笑顔であいさつをされた。
2018年までF1を戦っていたスウェーデン人のマーカス・エリクソンのトレーナーを務めている、同じくスウェーデン人のアレックス・エルグだ。
エルグの父親は1980年代に日本のF2選手権に出場するなど、世界を渡り歩いた名レーシングドライバーのエイエ・エルグ。アレックスも、モトクロスのライダーとしてMX3クラスで世界選手権に参戦していた経験があるが、その後、現役を引退してトレーナーに転身した。
父親のエイエ・エルグがマネージャーを務めるエリクソンが2014年にF1にデビューすると、アレックスがトレーナーとしてエリクソンのサポートを行うようになった。しかし、エリクソンはF1でのレギュラードライバーとしてのシートを2018年末に失い、2019年はアメリカのインディカー・シリーズへ転向したため、アレックスもスウェーデンを離れて、アメリカへ渡った。
6月上旬にデトロイトで開催されたインディカー・シリーズ第8戦のレース2では、エリクソンは勝利したスコット・ディクソンに1.9419秒差と迫る2位表彰台を獲得した。エリクソンにとっては、2013年のGP2以来の表彰台。サポートし続けてきたアレックスも喜びを分かち合った。そのアレックスがどうして、F1に来ていたのだろうか?
「じつはシーズンが始まる前に、ダニール(・クビアト)から『オーストリアGPで僕のトレーナーを務めてほしい』と言われていたんだ。彼のトレーナーがオーストリアGPに来られないことが決まっていたからね」
ただし、理由はそれだけではない。
「このオーストリアGPのあとに、ここで行われるピレリのタイヤテストに、マーカスが参加するしね」
アルファロメオのレギュラードライバーとしてのシートはキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィに奪われたエリクソンだが、サードドライバーとしてチームとの関係は継続している。今回のピレリのタイヤテストはアルファロメオが担当し、エリクソンがサードドライバーとしてテストを行ったからだ。
オーストリアGPとその直後に行われたピレリのタイヤテストも無事に終了し、アレックスは今週末にカナダ・トロントで開催されるインディカー・シリーズに戻っていった。しかし、9月に再び、F1に来るという。
「ダニールのフィジオが再び、イタリアGPを欠席し、インディカーもないため、私がその代役を務めるんだ。その後もメキシコGPとブラジルGPに行くことになっている」とアレックス。
F1時代よりも、忙しく充実した日々を送っていた。
(Masahiro Owari)
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6/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

