F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

裁定で敗北続くフェラーリが不満示す「ペナルティに一貫性がなく、不公平な印象をファンに与える」

2019年7月8日

 フェラーリ社の副会長であるピエロ・フェラーリは、フェラーリF1チームが関係した2度のインシデントにおけるFIAスチュワードの裁定について不満を抱いている。フェラーリが不公平な扱いを受けているような印象をファンが持つ可能性があると彼は語った。


 カナダGPでは、レース終盤にセバスチャン・ベッテルが危険な方法でコースに復帰し、ライバルのルイス・ハミルトンをコース外に向けて押しやったとして、5秒のタイムペナルティを科された。これにより、ベッテルはトップでチェッカーを受けたにもかかわらず、2位に降格され、2019年初優勝を逃す結果となった。

2019年F1第7戦カナダGP 1位のボードを入れ替え抗議するセバスチャン・ベッテル
2019年F1第7戦カナダGP 1位のボードを入れ替え抗議するセバスチャン・ベッテル

 そして先週末のオーストリアGPでは、レース終盤に起きたシャルル・ルクレールとマックス・フェルスタッペンの衝突について審議が行われたが、ルクレールをコース外に押しやる形になったフェルスタッペンに対してペナルティが科されることはなく、彼はコース上での結果のまま、優勝を確保した。


 ピエロ・フェラーリは、これらの裁定について納得していない。


「我々のファンが、フェラーリが不当に不利に扱われていると疑い始めることを懸念している。私としてはそうではないと信じたいがね」とエンツォ・フェラーリの息子である74歳のピエロ・フェラーリは、イタリアのメディア『Il Resto del Carlino』に対して語った。


「我々は信用を失うわけにはいかない」とピエロ・フェラーリは付け加えた。


「フェラーリとしての立場ははっきりしている。我々にとってモントリオールで優勝したのはセバスチャンだ。彼のケースでは規則が文面どおり適用されたが、(オーストリアでの)シャルルのケースには適用されなかった」


 フェラーリF1チーム代表のマッティア・ビノットも、オーストリアでのスチュワードの判定は間違っていると考えている。だがモントリオールの時とは違い、チームは控訴しないことを決断した。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP