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「ルクレールに起きたトラブルは前例のないもの」とフェラーリが調査結果を発表。パワーユニットは中国GPで再利用可能

2019年4月6日

 スクーデリア・フェラーリが、2019年F1第2戦バーレーンGP決勝で、トップ走行中にシャルル・ルクレールのマシンに起きたトラブルについての調査結果を明らかにした。


 初優勝確実と思われたルクレールが、レース残り約10周まで来たところでエンジンの不調を訴えた。ルクレールは大幅にペースを落として周回、3番手まで落ち、セーフティカー出動に救われる形で表彰台を手にした。


 レース直後、チーム代表マッティア・ビノットは、シリンダーのトラブルが起きたと説明、ファクトリーで詳しい調査を行うと述べていた。


 フェラーリは5日、調査結果を発表、ルクレールのパワーユニットは再利用可能であり、次の中国で使用することを明らかにした。F1レギュレーションではシーズンで使用できるパワーユニット・コンポーネントの基数が制限されており、これを超えるとグリッド降格ペナルティが科される。


「レース後、スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウの技術者およびエンジニアがインジェクション・システム・コントロールユニット内に短絡が起きていたことを突き止めた。この種の問題がこのコンポーネントに発生したのは初めてだった」とフェラーリ。


「シャルル・ルクレールはバーレーンGPで使ったパワーユニットを中国で使用する」



(autosport web)




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