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F1オーストラリアGP FP1:ハミルトンがトップタイム、トロロッソ・ホンダの新人アルボンはクラッシュスタート
2019年3月15日
2019年F1第1戦オーストラリアGPの金曜フリー走行1回目は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマーク。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは4番手、ピエール・ガスリーは8番手だった。
FIA(国際自動車連盟)でF1におけるレース、技術部門のすべてを統括してきたチャーリ・ホワイティングが、現地到着早々に急死するという大事件に見舞われた開幕戦オーストラリアGP。翌日の金曜フリー走行ではFIAのスタッフが喪章を付けている他、ハースF1マシンのノーズには『我らが友チャーリー』のステッカーがノーズに貼られている。
この日のメルボルン、アルバートパーク・サーキットは朝のうち雲に覆われていたが、正午のフリー走行1回目の開始時には青空が広がった。2019年シーズン初セッションで最初にコースに向かったのは、アルファロメオのキミ・ライコネンだった。ハースのロマン・グロージャンはバッテリー交換でガレージから出られず。グロージャンをのぞく19台がチェック走行を終えると、コース上はしばらく無人状態になった。
開始後18分。メルセデスのバルテリ・ボッタスを皮切りに、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、さらにセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)らが本格周回に出て行った。
開始後40分の時点で、ソフトを履いたボッタス、ハミルトンのメルセデス勢がワンツーを独占。ソフトのフェルスタッペン、ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)、ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)が3、4、5番手で続いた。フェラーリもソフトだが、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が7番手、ベッテルは9番手に留まっている。
FP1開始から40分後に返却が義務付けられている1セット目のピレリタイヤでの走行を終え、各車が走行を再開してからも、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグはチェック走行1周のみでガレージにこもったきりだ。チームは、『電気系の不具合』と説明。チームメイトの暫定13番手ダニエル・リカルドもこの時点で6周と、ルノーの2台の周回数は多くはない状況。また、バルテリ・ボッタス(メルセデス)もグリーンにリヤタイヤを落としてハーフスピンでオーバーランするシーンが見られた。
残り24分。アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)がターン1で挙動を乱し、クラッシュ。本人は自力でピットまで戻って来たが、4分間の赤旗中断となった。ここでヒュルケンベルグも、ようやくコースインを果たした。
メルセデス勢もソフトに履き替え、ハミルトンが昨年FP1での自らのトップタイムをコンマ4秒以上しのぐ1分24秒026をマーク。0.038秒差でベッテル、さらにルクレール、フェルスタッペン、ボッタスがコンマ3秒差までの僅差で続いた。注目のピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)はトップから1秒3落ち、チームメイトからも1秒以上遅れて8番手だった。
(Kunio Shibata)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |