F1 Topic:新車の準備に追われる独立系の中団チーム、レギュレーション変更が大きな負担に
2019年2月16日
いよいよ、2019年シーズン最初の合同テストである『バルセロナ・テスト』が、2月18日(月)からスタートする。しかし、テストを目前に控えたこの段階になっても、いくつかのチームが、いまだ新車の準備に追われている。
例えば、昨年のコンストラクターズ選手権4位のルノーは、2月12日(火)にニューマシンをお披露目したが、これは発表用に用意したマシンで、実際にテストで走らせるニューマシンR.S.19は4日後の2月16日(土)に、フィルミングデーと呼ばれる宣伝用の撮影走行の場で、シェイクダウンを行う予定にしていた。
だが、マネージングディレクターのシリル・アビテブールによれば、「それまでに準備を終えられるかどうかわからない」状態となっている。
名門チームのウイリアムズも同様の事態に直面している。当初は2月16日(土)にフィルミングデーによるシェイクダウン走行を予定していたが、最近になって正式にキャンセルした。
2月13日(水)に、新しくチームのオーナーとなったローレンス・ストロールの母国カナダで行われた自動車ショーにおいて2019年のニューマシンを発表したレーシングポイント(旧フォース・インディア)も、公開したマシンはカラーリングを変えただけの暫定版だった。
テクニカルディレクターを務めるアンドリュー・グリーンによれば、「テスト走行を行う正式な新車は、いまだイギリスのファクトリーで製作中」だという。このほか、ハースとマクラーレンも2月15日(金)の時点でシェイクダウンを終えたという情報は入っていない。
対照的に、メルセデスとレッドブルのトップチームは、2月13日(水)に無事にシェイクダウンを済ませている。また、トップチームと太いパイプを持つトロロッソとアルファロメオ(旧ザウバー)も実走行を終えている。この事実が物語るのは、今回のレギュレーション変更は、トップ3チーム以外のいわゆる第2集団、その中でも独立系チームにとって、大きな負担となっていることだ。
その結果、2月18日(月)からスタートするバルセロナ・テストでは、トップ3チームとそれ以外のチームとの差が、昨年以上に広がるかもしれない。
(Masahiro Owari)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |