最新記事
- 悲願のF1初優勝。レースマネジメントに長け「...
- 2024年F1第6戦マイアミGP決勝トップ10ドライ...
- 2024年F1第6戦マイアミGP決勝トップ10ドライ...
- ルクレールがバスール代表の采配を称賛「僕た...
- レッドブル&HRC密着:敗因はフロアのダメー...
- 【角田裕毅F1第6戦分析】“ベストなレースタイ...
- サインツにペナルティ、ピアストリとの接触で...
- 【F1第6戦マイアミGP決勝の要点】ノリス初優...
- 【ポイントランキング】2024年F1第6戦マイア...
- ドナルド・トランプがF1マイアミGPに登場。マ...
- 追記あり【正式結果】2024年F1第6戦マイアミG...
- マクラーレンのランド・ノリスが参戦110戦目...
F1メキシコGP技術解説:レッドブルがわずか数日でフェラーリのフロアをコピー、そのカラクリとは
2018年11月5日
F1の開発はとどまるところをしらず、毎グランプリ、新しいパーツが導入されている。F1iのテクニカルエキスパート、ニコラス・カーペンティアーズがメキシコGPでレッドブルに搭載された改良型フロアを紹介、分析する。
——————————
F1第19戦メキシコGPで関係者が驚いたのが、レッドブルの搭載した改良型フロアだった。明らかにフェラーリのフロアを模倣しただけでなく、同チームが前週アメリカGPで導入したばかりのものを、さっそく持ち込んだからだ。レッドブルは一体どうやって、そんな短期間にコピーできたのだろう。
そのカラクリは、こういうことだった。オースチンの木曜日に撮影されたフェラーリSF71Hのフロアの写真は、すぐに英国ミルトンキーンズの空力部門に送られた。彼らの狙いは、フロア両脇のスリット上に取り付けられた小さなデフレクターである。エンジニアたちに風洞を通す時間はなく、CFDだけを使ってデザインを起こした。そして3Dプリンターでパーツが製作され、メキシコに空輸されたのである。
レース現場ではメカニックたちが、単純にこのパーツをフロアに糊付けした。そしてフェラーリ同様フリー走行の際に効果を確認し、予選・レースで使用されることはなかった。
フロア両脇の何本ものスリットは、フロア下部への乱流の流入を防ぎ、ディフューザーの発生するダウンフォース量をさらに増大させることが目的と考えられている。これらのデフレクターは、その効果を助けるためのもののようだ。
ザウバーはすでに夏の第8戦フランスの時点で、リヤタイヤのすぐ前に同じようなデフレクターを取り付けている。フェラーリとレッドブルが3枚あるのに対しザウバーは1枚だけだが、その狙いは同じのはずである。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Kunio Shibata)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |