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F1第16戦日本GP 予選トップ10ドライバーコメント

2017年10月8日

 2017年F1第16戦日本GP予選トップ10に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。


■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=1位

 鈴鹿には何度も来ているけれど、ここでポールポジションを取ったのは初めてなんだ! 待っただけの甲斐があったよ。


 セッション全体を通して一度もミスを犯さず、どんどん良くなっていった。Q1で基礎的な部分を築き上げ、予選が進行するにつれて、さらに改善していった。


 このポールポジションを手に入れるため、何年も挑戦してきた。そうしてやっと手に入れたんだ!


 週末がスタートした時から、この瞬間をずっと待っていた。Q3であのラップを走る瞬間をだ。すべてがうまくまとまった時、最高の気分だったよ。このマシンで鈴鹿を走れるなんて本当にうれしい。昔からベストのサーキットのひとつだけれど、このマシンで走ると衝撃を受ける。僕らがどんな風に感じているのかを、皆も感じることができればいいのにと思う。

2017年F1第16戦日本GP ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ポールポジションを獲得


 以前からここを走っているとローラーコースターに乗っているような気分になったけれど、今年のマシンはダウンフォースが増しているからより一層すごい。マシンを振り回して走っている時の感覚がたまらないんだ。


 マレーシアGPでフェラーリがどれほど速かったかを僕らは知っている。僕らと彼らの位置関係はどうなのか、比較するのは面白くなりそうだ。


 日曜日にきちんと仕事をこなせるよう、正しいポジションにマシンをつけることができた。予選のために皆がどれだけ努力しているか、見ている人に伝わっているかどうか分からないけれど、チームは完璧な仕事をして、正しいタイミングで正しい場所に僕を送り出してくれた。


 そのおかげで僕はやるべき仕事ができたんだ。彼らには本当に感謝している。彼らは素晴らしい仕事をしてくれたので、明日、それをフルに生かせることを願っている。


■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=2位

 難しい一日だった。FP3で少しコースアウトして、マシンにダメージを負ってしまったんだ。けれどもスタッフの皆が素晴らしい仕事をして、マシンを修復してくれた。すべてが完璧に機能していたよ。 


 これまでの数戦は厳しいレースになっていて、ペースもかなり不足していた。でも今は少なくとも(トップに)近づけたといえるし、今日は走行時間が限られていたのだから、まったく悪くない結果だよ。


 ただ、グリッドペナルティでポジションを失うのが残念だね。今週末のマシンは先週末とはフィーリングが大きく異なっている。マシンを信じて、より自然な感覚で走らせることができる。そういうときはいつも良い結果が出るんだ。

検討を称え合うバルテリ・ボッタス(右)とルイス・ハミルトン(左)


 自分への自信は絶対に失うべきではない。この競技において、それは重要なことだ。走り続けながらタイムを徐々に縮め、すべてのことから学んでいく。 


 僕はソフトタイヤでスタートするから、周囲のマシンとは違う戦略を試すチャンスがあると思う。このコースではオーバーテイクがとても難しいので、戦略で順位を上げていけるよう祈っている。


■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=3位

 今日のマシンはとても良かったと思うし満足しているけれど、ポールポジションを獲得するには足りなかった。バルテリ(・ボッタス)はグリッドペナルティを受けるから脅威にならないと思い、最後の走行で少し余計に攻めたものの、うまくいかなかったね。それでも全体的に見ると、僕らのマシンは良かったよ。

メルセデスのマシンを覗き込むベッテル

 
 明日は晴れて暑くなるはずだ。(今日とは)異なるコンディションになるので、様子を見ていこう。僕らは通常、予選よりもレースでのほうが強さがある。ここでは良いバランスのマシンを持っていることが重要だし、ピットストップで何かをしかけることもできる。
 
 良いスタートが切れるという自信もあるし、それは大事なことなんだ。けれどもその後は長く走ることになるので、戦略も同じように大切だ。ライバルたちに近いペースを発揮できることを願っている。明日になれば分かることだけどね。 


■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=4位

 今日も僕とマックス(・フェルスタッペン)の差はとても小さかったね。これまでの数レースではマックスに差をつけられていたけれど、今回は僕が0.05秒速かった。前に出ることはかなり重要だし、(バルテリ・)ボッタスがペナルティを受けるので、僕はコースのきれいな方にあたる3位からスタートすることになる。ありがとう、バルテリ。


 今できることはすべてやったし、結果には満足しているよ。今日はマックスとは少し違うセットアップにしていて、ダウンフォースを少し削ったんだ。これがレースで役立つことを祈っている。

ダニエル・リカルド(レッドブル)


 ルイス(・ハミルトン)のアタックはまだ見ていないけれど、タイムは見た。僕らにはなかなか出せないものだったが、僕らも今日はマシンのすべてを出し切ったと感じている。1秒も縮めることは、間違いなく無理だった。


 明日がどうなるかは様子を見ていくけれど、表彰台圏内を維持することができれば、良い気分でここを離れることができる。ここはオーバーテイクが難しいコースで、戦略が重要になることが多い。けれどもスタートで捉えることができれば、そのポジションをキープできる可能性があるので、スタートは僕らにとって本当に重要だ。 
 
 鈴鹿での初表彰台を手に入れられることを願っている。ここはいつだって楽しいコースだけど、表彰台に上がったことは一度もないんだ。だから、それが僕の目標だよ。


■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=5位

 僕にとって理想的な予選ではなかった。Q1とQ2はうまくいったのに、Q3に向けて少し変更を加えたところリズムを失ってしまった。タイムは悪くないけれど、最終的にはもう少し引き出すことができたはずだと思う。


 2回目のラップで少し良くなったが、もうひとつ上のポジションをつかむことは可能だったはずだ。タイム差がすごく小さかったからね。 
    
 新しいマシンはコーナリングスピードが速いので、このコースではいくつかのコーナーが長めのストレートへと変貌する。体力的にもきつく、ラップタイムももちろん速くなる。さらに言えば、そのことがこのコースを過去数年よりも難しいものにしているんだ。


 メルセデスのレースペースは速いと思うけれど、フェラーリがどうなのかは分からない。それも明日になれば分かることだ。


(バルテリ・)ボッタスのペナルティのおかげで、ひとつ上のポジションになる。4番手から戦って前進を試みるしかない。雨になればいいと思うけれど、ならないみたいだから、ドライでもタイヤの摩耗具合が悪くないことを願う。良い結果に向けてチャレンジできるといいね。


(リカルドよりダウンフォースが高いセッティングにしたことについて語り)2台で戦略を分けた。ダウンフォースレベルを変えたんだ。僕は高い方のセッティングにした。 
 
 それが正しいのかどうか分からない。今は正しくないかもしれないけど、明日になれば正しいかもしれない。まだ判断が難しいね。


■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 予選=6位

 FP3でコースアウトしてしまい、今日はあまり良いスタートが切れなかったんだ。予選に向けて、理想的な準備ができていたとは言えない状況だった。その後は、すべてがさらに難しくなってしまったけれど、チームは素晴らしい仕事をしてマシンを修復してくれた。


 Q3で本当に攻めた走りをする必要があった時、最初の走行でミスをしてしまった。そして2回目は平均的なラップタイムにとどまった。


 そういうわけで僕はミスの代償を支払わなければならない。クラッシュしてギヤボックスを交換することになり、5グリッド降格のペナルティを受けることになった。おかげでレースがさらに複雑になってしまったよ。明日は簡単にはいかないだろうけれど、僕らのマシンはレースで強さを発揮すると思う。  


■サハラ・フォース・インディアF1チーム
エステバン・オコン 予選=7位

 何人かのドライバーにペナルティが与えられるので、5番手からレースをスタートすることになる。大量にポイントを獲得する、いいチャンスだよ。


■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=8位

 僕らにとっては本当に良い予選だった。走行時間が限られていたにもかかわらず、最高のセッティングを探り出すためにフリー走行では2台で異なるプログラムに取り組むなど、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。マシンのポテンシャルを最大限に引き出せたし、今日は可能な限り最高の結果になったと思うから、満足しているよ。 


 中位グループではもっと厳しい戦いになるかと予想していたが、ライバルたちに大きな差をつけて前に出て、レッドブルに近づけたのでうれしく思っている。明日は大変なレースになるだろうけれど、レースペースは良いので多くのポイントを獲得できると考えている。


■ウイリアムズ・マルティニ・レーシング
フェリペ・マッサ 予選=9位

 自分の予選に満足しているよ。Q1では良いアタックができ、Q2では素晴らしいラップを走った。そしてQ3のラップは完璧だったから、この結果を本当にうれしく思っている。


 今日のラップタイムは2006年に僕がポールポジションを取った時に似て、本当に完璧だった。そういう時には大きな喜びを感じる。その点でも満足だよ。 


■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=10位

 昨夜、エンジン交換を行ったから、最後尾スタートになることは分かっていた。つまり予選はあまり重要ではなくなったんだ。ペナルティを受けることは決まっていたけれど、それでも通常どおり、全力で予選を戦いたかった。


 ここには、大勢のホンダのサポーターを含め、ファンがたくさん来てくれているからだ。僕らはそれなりにいい仕事ができたのではないかと思っている。


 普通の週末だとしてもポイント獲得を目指すのは簡単ではないのに、その上、最後尾スタートになる。このサーキットにはたくさんの高速コーナーがあり、そこで前のマシンについていくのは簡単ではない。前方でいろいろなことが起こらなければ、ポジションを上げるのは難しいだろうね。 



(AUTOSPORTweb)




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8位フェルナンド・アロンソ31
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10位ランス・ストロール9

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※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
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