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マクラーレン・ホンダ甘口コラム:スペック3.5でトップ10の速さを披露。ペナルティのないシンガポール戦に期待
2017年9月11日
マクラーレン・ホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のマクラーレン・ホンダのコース内外の活躍を批評します。今回はF1第13戦イタリアGPを、ふたつの視点でジャッジ。
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パッケージ的に20戦中、最もマクラーレン・ホンダのマシンに厳しいサーキットになると思われていたモンツァでのイタリアGP。
しかし、予選ではストフェル・バンドーンがトップ10入り。フェルナンド・アロンソはQ2どまりだったが、これは「間違った方(その時点で35番手降格のペナルティを科せられている自分)がQ3に行ってしまったら困るから」と、アロンソが自ら自己ベストの更新を自重したからだった。
結果的にはバンドーンは9番手でQ3に進出したので、もしQ2の最後アタックでアロンソが自己ベストを更新していれば、2台そろってQ3へ進出していた可能性は高かった。
もちろん、土曜日のモンツァは雨模様だったため、それが非力なホンダPUを搭載するマクラーレンに味方したことは否定しない。だが、マクラーレン・ホンダはイタリアGPでは金曜日から2台そろってトップ10のスピードを披露していた。
今回予選で2人のドライバーが走らせていたのは、最新スペックの3.7ではなく、3.5だった。アロンソは金曜日に3.7を使用したのが、これはシンガポールGPに温存するため、土曜日の朝からベルギーGPで使用した3.5に交換。バンドーンは金曜日からベルギーGPでレースに使った3.5に戻している。
このスペックはアゼルバイジャンGPから投入されたものだが、エンジンそのものは同じスペックでも細かな改良を行なっており、まったく同じものではない。
「同じ3.5でも改良しているので、同じスペックでも性能もまた、まったく同じというわけではありません。特にハンガリーGPの3.5からはパワーも上がっています」と長谷川祐介ホンダF1総責任者は語る。
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |