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F1ベルギーGP予選トップ10ドライバーコメント

2017年8月27日

 2017年F1第12戦ベルギーGP予選でトップ10に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。


■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=1位

 本当に満足しているし、感謝している。この数週間は素晴らしい時間を過ごし、休暇の間に得たポジティブなエネルギーを、この週末に持ち込むことができた。


 ミハエルの記録に並んだことには、フィニッシュラインを超えてポールポジションを獲得した瞬間まで、まったく気づいていなかった。1996年に僕が11歳だったころ、ここにミハエルを見に来た。そしていま、彼の記録に並んだ。彼と同じところに到達したのは名誉なことだし、シーズン後半戦をスタートするうえで、これほどの強さを発揮できて素晴らしい気分だよ。

2017年F1第12戦ベルギーGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ポールポジション獲得のルイス・ハミルトンを祝福

 この週末は悪いラップをまだ経験していないけれど、それでも明日は接戦になるだろうね。昨日はフェラーリのレースペースが良かったみたいなので、明日はもっと差が縮まると思うんだ。1コーナーまでは距離が短いが、それでもポールポジションはスタートするには最高の位置だよ。明日はそれをうまく生かすつもりだ。


(シューマッハー家からの祝福のメッセージを聞き)僕は光栄なことにカート時代に彼とレースをしたことがある。常に彼を尊敬してきたし、今もそうだ。彼と記録で並ぶことになり、誇りに思う。 
 彼はこれからも最も偉大な存在だ。歴史を通して最も偉大な人物のひとりだ。 


■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=2位

 Q1ですでに良い感触を持っていた。Q2での主なタスクは通過することで、Q3最初のランはまずまずだったけれど、少しだけ苦労した。けれど最後のランはうまくいった。今日の結果には満足しているよ。僕らがこんな結果を出すなんて、予想していなかった人もいるだろうね。


 ペースはとても良いので、明日に本当に期待している。大変なレースになるだろう。ここは周回数が多く1周も長いので、この週末は多かれ少なかれ誰もがタイヤの問題を経験している。

2017年F1第12戦ベルギーGP 予選2位のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とポールのルイス・ハミルトン(メルセデス)

 フェラーリとの契約延長については、本当にうれしく思っている。僕はこのチームを愛しているんだ。2年前、トップに返り咲きたいと話したけれど、僕らは正しい道を進んでいると思う。まだ望む位置にはいないが、トップの地位を得るために懸命に努力しているところだ。


 ともに仕事を続けることができて、とてもうれしい。フェラーリとともに多くのことを達成したいし、彼らも同じように考えていると思う。僕は赤いスーツでレースを続けたいんだ!


 最後のラップで、マシンの感触がよくなった。ターン1に入るとすぐにそう感じたんだ。
 少しラッキーだったと認めなければならないね。(ミスをして)ラップを諦めなければならなかったキミ(・ライコネン)が、すごくいい感じでトウをくれた。それでバルテリ(・ボッタス)との戦いが楽になった。


(フロントロウにつけることができたことは)とても重要なことだ。週末を通して、1周の走りをうまくまとめることには少し苦労しているけれど、燃料をたっぷり積んで連続走行しているときには、すごくいいフィーリングになる。明日何ができるか楽しみだね。


■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=3位

 まず、68回目のポールポジションを獲得したルイスにおめでとうと言いたい。ものすごい偉業だ。


 残念ながら今日の僕にはポールをかけて戦うだけのペースがなかった。理由はわからない。なぜ近づくことができなかったのかが理解できず、少し混乱している。データを見て、いくつか答えを探ることが必要だね。


 マシンバランスは良い感触だったもののグリップが足りていなかったので、特にセクター2の高速コーナーに苦労していた。燃料が多いときのほうがマシンが快適だったから、それは明日に向けて良い要素だね。


 2017年仕様のマシンをスパでドライブするのは、すごく楽しい。とても速くて、こんな経験は一度もしたことがない。     


 僕らはそろってトップ3からのスタートになるので、1−2フィニッシュ達成がチームとしての目標だ。 


■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 予選=4位

 混乱した予選だった。セッション中ずっと、マシンにバイブレーションが出たり治まったりしていたんだ。これがラップタイムにどの程度影響したかを知るのは難しいけれど、助けにならなかったのは確かだ。今週末ここまではとてもスムーズに進んでいたから、ひどく落胆している。マシンは良く、スピードもあって、うまくやるための材料はそろっていると感じていたんだけどね。    


 最後のランでは良いスタートを切ったものの、今度はタイヤの温度に悩まされ、ターン9で横すべりするというミスを犯した。それによってほぼチャンスはなくなった。4位は悲惨な位置ではないが、望んでいたものからは程遠い。悪いタイミングで悪い場所にいるという感じで、ついてなかった。 


 それでも明日はまた別の1日だ。タイヤに関して言えば、誰にとってもかなり難しくなるだろう。レースをスムーズに戦い、正しい決断ができるといいね。 

2017年F1第12戦ベルギーGP セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネン(フェラーリ)

(セバスチャン・ベッテルの最後のラップでトウを与えたのは、チームの指示か自分自身の判断かとFormula1.comに聞かれ)話を作り上げないでほしい。僕はミスをしてピットに戻るところだった。助けることができるときは助ける。僕自身に何もマイナスにならないのだし。それだけのことだ。


マックス・フェルスタッペン 予選=5位
 Q3での自分のラップにとても満足している。すべてをうまくまとめて、マシンから可能なかぎり最高のパフォーマンスを引き出したと感じているから、正直に言ってあれ以上の走りはできなかっただろうね。2番手だった去年と同じくらいの出来だと感じたので、5番手よりも上だと思ったんだけど、何にしても結果には満足しているし完璧な予選だったと言える。


 フェラーリにとても近づけたことは、うれしい驚きだ。ルイス(・ハミルトン)との差はかなり大きかったけれど、レースではもっと近づけると思うから、良い結果を出せるかもしれない。


 僕らはセクター2が強いので、そこをさらに改善できるように頑張るよ。けれども全体的にマシンのバランスは素晴らしく、そのおかげでとても良い予選が走れたんだ。

2017年F1第12戦ベルギーGP マックス・フェルスタッペン

 マシンのフィーリングは良かったものの、明日何か特別なことをやり遂げるには、もう少し運が必要だと思う。いまのところはドライのレースになりそうだから、これが一晩で変わることを願うよ。そうなれば僕らも上位と戦える。


 終盤のラップではかなり集中していたから分からなかったけれど、インラップではオレンジの観衆やファンからの煙が見えていた。驚くべき光景だよ。ピットレーンを離れると、フェンスに全身オレンジ色のファンがしがみついて僕に手を振ってくれていた。素晴らしいね。


■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=6位

 Q1では少し遅れていたけれど、まだタイムを引き出せることは分かっていたし、Q2では必要なペースに近づけた。でも、全力を出さなければならないQ3で、残念ながらそれほどタイムがよくならなかった。


 コースのある部分でプッシュすると、他の部分でダメになるような感触があったから、1ラップを100%で走りきれるマシンではなかったのだと思う。バランスの面で制限があるような感じだった。


 けれどもレースではマシンの安定性が増すかもしれないと楽観的に解釈している。タイヤのピークが出せないのなら、比較的良いペースで他のマシンよりも長く走れるかもしれない。そっちに賭けているんだ。      


■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=7位

 望みどおりのセッティングができていなかったにもかかわらず、重要なタイミングで7位のタイムが出せたので、今日の予選にはすごく満足だ。すべてが最高の状態で機能するスイートスポットを見つけ出せなくて、今日になってからもずっとセッティングに取り組んでいた。最適な解決策はまだ見つかっていないと思うけれど、7位タイムを叩き出せたことは、とてもうれしい驚きだ。


 チームの努力の結果だね。明日は全力を尽くしてレースを戦う。懸命に攻め続けていくよ。


■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=8位

 Q3のラップには少しガッカリしている。セクター1では(キミ・)ライコネンに近いところを走っていたんだけど、彼がセクター2でアタックを中断したから、近づきすぎてしまったんだ。結果、ダウンフォースを大きく失ってコンマ数秒をロスしたよ。


 今日はルノーよりも上に行けるペースがあったと信じているけれど、それでも僕らは明日に向けて良いポジションにいると思う。スパは何が起きてもおかしくない場所だから、トラブルを避けつつ、巡ってくるチャンスをものにすることが重要だ。


 1周目はかなりの混乱が起こり得る。ターン1だけでなく、レ・コームでもマシン同士がかなり接近することになる。


 明日の僕らは強さを発揮できると思うし、チームに見合うだけの結果を出せることを望んでいる。

エステバン・オコン 予選=9位
 今日はもっと良い結果が出せたと思う。Q2以降はグリップを失うようになっていったので、何が起きたのかを分析して理解する必要がある。Q2と比較するとQ3では0.3秒遅かったので、最大限の力を発揮できていなかったことになる。完全に満足してはいないよ。


 それでもレースに向けては自信がある。マシンはうまく機能しているし、レースでは特に最初と最後のセクターが速い。ここは良いレースを生み出すコースだし、明日は接近戦になったりして、チャンスが訪れると思う。


■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ジョリオン・パーマー 予選=10位

 この週末はR.S.17とともに、本当に良いポジションを維持してきた。間違いなく今季最高の状態だ。強い自信を持ってマシンに乗ることができて、バランスも本当に良い感触だったし、それほど変更を加えなくてもよかった。これは今後に向けて良い兆候だ。


 Q3ではクラッチセンサーにいくつかの問題が出た後、ギヤボックスのトラブルに見舞われてしまった。それでも予選でトップ10に入れたのだからポジティブだよ。Q3での問題がなく、あのペースで走れていれば、7位は絶対に可能だった。明日はポイント獲得を期待している。





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