F1速報

  • 会員登録
  • ログイン



【レースの焦点】ベッテルの勝利をサポートしたライコネンのスポーツ精神/F1第11戦ハンガリーGP

2017年8月1日

「キミ(ライコネン)には申し訳なかった」とゴールの後でセバスチャン・ベッテルは言った。

「キミの方がずっと速かったのに」

 フォーメイションラップ直前に気づいたステアリングの傾きは、レース序盤こそ大きく影響しなかったものの、徐々に悪化し、適応することが難しくなった。ファステストラップを記録しながらライコネンと一緒にメルセデスを引き離した後、リードを広げることができず、ラップタイムは不規則に上下しながら第1スティント終盤にかけて下降していった。

「チームからは縁石を使わないよう言われたけど、僕はすでに縁石を避けて走行していた。このコースではもちろん、ラップタイムにも影響した」

 第2スティントでは「どんな問題に直面しても対応できるよう、終盤まで十分なタイヤ性能を残しておくことだけを考えた」と、トラブルによる影響以上にペースを抑えていたことを、ベッテルは正直に話した。

XPB Images

「本当に、ものすごく長く感じたレースだった」

 その真後ろで、ライコネンもまた、長いレースを戦っていた。スタートからゴールまで、前に見えるのはチームメイトのリヤウイング。しかし第2スティントでは、バックミラーに映るバルテリ・ボッタスのマシンがどんどん大きくなっていた。

「セバスチャンができる限り速く走ってくれることだけを祈っていた」

 メルセデスにDRSを使わせるわけにはいかない。最終コーナー手前の検知ポイントで1秒以上の間隔を維持しなければならない。そのため第1〜第2セクターではペースを抑えて前に空間をつくり、第3セクターではスピードアップ。ライコネンのコントロールは見事で、メルセデスの攻撃手がルイス・ハミルトンに交替してもオーバーテイクを仕掛けることさえ許さなかった。





レース

5/4(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/5(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/6(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.4 第4戦日本GP