F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

【あなたは何しに?】元F1ドライバーのミカ・サロ、仕事そっちのけでヨスと子育て談義

2017年5月4日

 F1シーズンを転戦していると普段見かけない人との出会いがある。そんな人に、「あなたは何しに、レースに来たのか?」を尋ねてみる特別企画。今回は、元F1ドライバーのミカ・サロだ。 
 
———————-


 マックス・フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンと一緒に写真に収まっている、FIAのシャツを着てサングラスをかけたこの方は、90年代から2000年代前半にかけてF1ドライバーだったミカ・サロである。かつて全日本F3000も走り、妻は日本人の遠藤賀子さん(現在はノリコ・サロさん)ということもあり、日本にもなじみが深い。


 いったい、何をしにロシアGPに来ていたのか。FIAのシャツを着ていることからもわかるように、「スチュワード(レース審議委員)として、FIAに呼ばれた」(サロ)からである。


 では、そのスチュワードがなぜ、ヨス・フェルスタッペンと仲良く写真に収まっているのか。それはこの2人は1997年にティレルでチームメイトだったからだ。


 チームメイトだったのはこの1年だけだったが、時期は違うがアロウズにも2人は所属したことがあり、話が合うのである。


 さらにもうひとつ、サロがフェルスタッペンに会いに来たのには理由があった。それはサロにも「マックス」という名前の息子がいて、以前からパドックで会えば、子育て談義を繰り返していたからだ。


「ウチのマックスはいま15歳なんだけど、もう自動車を運転しているんだ。フィンランドではモペットカーという市販車よりも2まわりぐらい小さな自動車があって、15歳から運転できるんだ」と親バカぶりを披露するサロ。


 だが、レースの話になると「ヨスのところのマックスとは違って、もうレースはしていない。コンピュータをいじっているよ」と少し寂しそう。サロにはもう一人娘さんがいるが、彼女もダンスをやっていてレーサーには興味はないという。「まあ、家族がみんな元気で仲良くやっていれば、それでいいんだけどね」

いたずら好きにかわりなし
いたずら好きにかわりなし

 別の日に、パドックを歩いていたら、またも2人で立ち話しているほど仲のいい2人。遠くで密談しているレッドブルとルノーの関係者の写真を撮っていたら、このようにいたずらをするあたりは、現役時代と変わりはない。


 そんなサロがこのロシアGPに来た最大の収穫はなんといっても、ボッタスの初優勝を見たことは間違いない。



(Masahiro Owari)




レース

5/4(土) フリー走行 1:30〜2:30
スプリント予選 5:30〜6:14
5/5(日) スプリント 1:00〜02:00
予選 5:00〜
5/6(月) 決勝 5:00〜


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.4 第4戦日本GP