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ホンダF1、2日間に3回のMGU-Hトラブルについてコメント。アロンソから厳しい言葉も

2017年4月16日

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソがF1バーレーンGP予選Q2のアタックをトラブルにより断念した後、MGU-Hの問題が発生していたことをホンダが明かした。


 アロンソはQ2に進出、Q1より大幅に速いタイムを走っていたと言うが、パワーユニットに問題が発生したため、アタックラップを走り切ることができなかった。ノータイムに終わったアロンソは予選15位という結果に終わった。後にチームは、アロンソのパワーユニットを決勝に備えて交換すると発表した。


 英AUTOSPORTは、MGU-HのトラブルによりICE(エンジン)にデブリが入り込み、修復できないダメージを与えたという見解を示している。


 金曜にはチームメイトのストフェル・バンドーンもMGU-Hのトラブルに見舞われている。FP1で問題が発生したためFP2に向けてスペアに交換したものの、問題が再発、FP3の前に再び交換を強いられた。


 ホンダF1プロジェクト総責任者、長谷川祐介氏は、このトラブルの正確な原因、また、なぜそれがバーレーンで突然発生したのかを完全には理解していないと語ったと英AUTOSPORTが伝えた。


「正確な原因ははっきりとは分かっていません。ですがMGU-Hのメカニカル上の故障であることは間違いありません」と長谷川総責任者。


「ベアリング周りのもので、すべてだめになっているので交換する必要があります」


「なぜここで3回もこうしたことが起きたのか、現時点でははっきりとは分かりません。この環境が関係しているのではないかと考えています。温度が非常に高いことが理由なのかもしれません」


 決勝に向けてアロンソのマシンには新しいMGU-Hを搭載、バンドーンの使用するパワーユニットはまだ走行距離が短いため、ふたりともバーレーン決勝を完走できると、長谷川総責任者は確信している。しかしマクラーレンチーム関係者のなかには日曜にMGU-Hのトラブルが再発することを懸念する者もいる。


 ホンダエンジンのパフォーマンスについて聞かれたアロンソは、パッケージ全体の信頼性が確立されるまでは判断は下せないと答えた。アロンソはこの日、マクラーレンのチームオフィスで長谷川総責任者と話し合いを行ったと英AUTOSPORTは報じている。


「ドライバビリティの話をしても意味がない」とアロンソ。


「予選の1周も走り切れないんだ。今年はまだ一度もレースを完走できずにいる。今日は予選を走り切れなかった。そういう状態なのだから、ドライバビリティのことなどあまり考えていない」  



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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