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F1中国GP予選トップ10ドライバーコメント

2017年4月9日

 2017年F1第2戦中国GP、予選トップ10に入ったドライバーが予選日を振り返った。


■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=1位
 フェラーリはプラクティスでも予選でもとても速かった。かなり接戦になるだろうことは分かっていたから、なんとか彼らを倒すため、あらゆる対策を講じる必要があった。僕はセッションごとにタイムを削っていくことができ、最後の周に自己ベストタイムを記録した。いつもそれを目標にしているけど、必ずしも常にうまくいくわけじゃない。


 最速ラップは出だしはそれまでのラップほどはうまくいかなかったけれど、その後は徐々によくなっていった。最終コーナーに入る時、すごくいいフィーリングで、コンマ2秒ほど縮めることができたと分かっていた。ただ、ターン14への進入ではいつも神経質になる。タイムを稼ぐためにブレーキングを遅らせたいんだけど、失敗すると時間を失ってしまうからだ。自分が走り終わった後、他のドライバーたちのタイムを待っている時はかなり緊張したよ!


声援に応えるハミルトン
声援に応えるハミルトン

 今日は本当にハッピーだ。戦えるようチームが努力してくれたことに心から感謝している。今まで以上にわくわくしているよ。僕らは今、ライバルたちと真剣勝負をしている。それこそがレースなんだ。ライバルとの戦いに臨むたびに自分のレベルを上げることができる。それこそ僕が望んでいることなんだ。 


■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=2位
 オーストラリアの時より(メルセデスに)近づけたね。明日へのチャンスをつかめたし、全体的にいいセッションだった。コンディションが変わり、決勝がどういう展開になるのか、見ていこう。


 もちろんもっとトップに近づきたかったけど、メルセデスはQ3で強力だと分かっていたし、実際そのとおりだった。バルテリ(・ボッタス)に勝てたのは少しラッキーだった。1000分の1秒の差なら、どちらが上に来てもおかしくないからね。


予選で惜しくもハミルトンに敗れたベッテル
予選で惜しくもハミルトンに敗れたベッテル

 自分のラップには満足している。最終コーナーで少しブレーキングが早すぎたり、縁石にヒットして、マシンの態勢を整えなければいけなくて、タイムを失ったけど、それがなくてもルイス(・ハミルトン)との差は完全には埋まらなかった。これ以上大幅にタイムを削ることはできなかったと思う。
 
 メルボルンとは全く異なる性格のコースで、メルボルンよりかなり気温が低い状態で、こういう結果を出せたというのはいいニュースだよ。自信を持てる。このマシンの動きを信頼できるし、“彼女”も僕の言うことにきちんと応えてくれる。相性がいいね。でももっと向上させる必要がある。 


■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=3位
 セバスチャン(・ベッテル)に間に入られてしまったのは本当に残念だ。前戦は100分の数秒差だったけど、今日は1000分の1秒差だった。このサーキットの1周には1000分の1秒を失う可能性のある場所はたくさんあるから、いつもどおり、どこで改善できるのかを調べるつもりだ。
 

2017年F1第2戦中国GP バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2017年F1第2戦中国GP バルテリ・ボッタス(メルセデス)


 それでもレースは明日だし、僕らチームはグリッドの1番と3番からスタートする。いい位置だと思うよ。天候によっては何が起きてもおかしくない。ルイス(・ハミルトン)は今日強力で、フェラーリもとても速かった。接戦になることは分かっていたんだ。明日もそれは同じだと思う。
 
 今日の短いプラクティスの間にマシンをうまくセットアップしてくれたチームに感謝する。走っていてとても楽しかった。明日何が起こるのか、楽しみだ。


■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 予選=4位
 Q2では強力なパフォーマンスを見せながら、こういう結果になったけど、驚いてはいない。予選終盤、最初のいくつかのコーナーで、フロントエンドに苦しんでいたんだ。ターン3ではあまりタイムを稼げなかった。昨日ほとんど走れなかったから、すべてをうまくやるのは簡単ではなかった。目指している位置、つまりトップのポジションに100パーセント近づくことができていない。


 セットアップの細かい部分で改善しなければならないところがある。プッシュすればするだけ、そういったところが明らかになっていく。でもメルボルンの時よりはすでにいい状態だ。序盤にアンダーステアで、その後どういうわけかオーバーステアに変わった。それでもマシンのハンドリングは悪くない。


キミ・ライコネン(フェラーリ) 2017年F1第2戦中国GP
キミ・ライコネン(フェラーリ) 2017年F1第2戦中国GP

 Q2で2回走ったのは、タイヤに余裕があったからだ。だからコースに出て、他のマシンの様子を見てみた。


 明日はコンディションが変わる。雨が降ればどうなるのか、誰にとっても興味深いところだ。  


■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=5位
 今朝はセットアップに満足していなかったけれど、予選に向けて改善し、マシンの感触は悪くなくなった。(ペースに関しては)これが僕らの今の位置だ。バランスはすごくいい。でもダウンフォースとグリップが足りない。


 予選ではマシンから力を引き出すことができたと思うから個人的に満足している。でもチームとして、ドライバーとしては、もっと上を望んでいる。これまでセットアップが最適ではないと感じていたけれど、予選ではマシンにとてもいい感触を持てた。マシンを頼りにすることができた。ほぼ自分が望んでいたぐらいのレベルでね。それでもメルセデスやフェラーリに比べるとパフォーマンスがまだ足りない。ただ、今朝と比較すればバランスがかなりよくなった。大胆な変更をして、それが予選で効果を発揮したんだ。


 明日雨が降っても僕はがっかりしないよ。ウエットコンディションになればチャンスが拡大するからね。そうなったとき、チャンスを生かせるかどうかは僕にかかってくる。ウエットでこのマシンが力を発揮してくれるといいね。そういうコンディションだとダウンフォースがものをいう。どうなるにしても、観客の人たちにとってエキサイティングなレースになるのは間違いないよ。表彰台に上るため、ベストを尽くすつもりだ。 


■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 予選=6位
 とてもいい予選だった。自分のパフォーマンスにも、ラップにも、マシンバランスにも満足している。ニコ・ヒュルケンベルグの上に出ることができたから、今日可能なベストな仕事をしたと思う。


 明日はクレージーな天気になるかもしれないから、何が起きても対応できるような心構えでいる必要がある。雨が降るかもしれないんだ。オーストラリアの時のようにしっかり戦っていいパフォーマンスを発揮したい。


■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=7位
 FP3で走り始めてすぐポジティブな気分になった。マシンとバランスに満足できたんだ。メルボルンのときよりも良いし、まとまっている感触があって、マシンもコースに合っているようだった。FP3から予選の間でもマシンを改善できたと思う。満足していたし、自信も感じていた。無線でポジションを聞いた時にはいい意味で驚いたよ。


 予報では明日は雨になるみたいだね。難しくはなるけれど、何が起きようともオープンな気持ちでレースに臨み、ベストを尽くすよ。


■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=8位
 今日の予選結果を、とても嬉しく思っている。おそらく予想していたものよりも少し良かった。昨日の走行時間が少なかったことを考えると、予選に向けてマシンの調子を整えるという点で、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。僕の走ったラップはすべてクリーンで、今日は最大限のパフォーマンスを発揮できたと思う。


 レースはウエットになりそうだね。そうなればチャンスが増えると思う。ウエットタイヤがどんなパフォーマンスになるのかは未知数だからね。大きな挑戦にはなるが、チームは戦う準備ができている。ポイントを獲得できればいいね。


■スクーデリア・トロロッソ
ダニール・クビアト 予選=9位
 今日は集中すべきことがたくさんあったけれど、最終的に僕らは良い仕事をした。自信が得られたし、何周かとても良いラップを走ることができた。うまくまとめることができたね。自分の予選に満足だよ! 昨日はほとんど走れず、FP3もとても簡単とは言えないもので、午前中はマシンバランスに少し悩まされていた。でも、エンジニアたちと僕で、予選までにすべてをまとめ上げることができた。予選はスムーズに進んだ。
 

 自分たちのパフォーマンスには満足しているし、Q3進出は良い成果だったよ! ほんのすこしの差で7番手を逃してしまったけれど、明日、埋め合わせられるよう努力する。レース中に雨が降ってきたら間違いなくチャンスになるが、脅威でもある。雨のなかでは、何が起きてもおかしくないとわかっているからね。可能な限りベストを尽くし、我慢強く走り、ときにはリスクを承知で賭けに出るつもりだ。天気がどうなろうと、楽しいレースになるよ!


■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
ランス・ストロール 予選=10位
(オーストラリアの予選19位から大きく改善したことについて語り)パワーステアリングに関して方向性を変えたんだ。オーストラリアではすごく重かった。テストでは問題なかったが、オーストラリアのバンプですごく苦労した。今週末はかなり軽いステアリングホイールにしたら、問題が解決した。


 Q1の最初のランはうまくいかなかった。2セット目のタイヤを装着して、落ち着いて走ったら、とてもいいラップになった。マシンにもすごく満足していた。Q2もいいセッションで、タイム自体はQ1のラップタイムより0.1秒遅かったけど、Q3に進むのに十分だった。


 Q1でタイヤを2セット使ってしまったから、Q3では1セットしかなかったけど、それでチャレンジした。いいラップではなかったが、目標はQ3に進むことで、それは果たせた。明日のレースは長い。Q3は思ったほどうまくいかなかったけれど、それでも予選全体を見るとかなり満足できる。 



(AUTOSPORTweb)




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