2017年F1オーストラリアGPの土曜予選で、ザウバーのマーカス・エリクソンは15位、アントニオ・ジョビナッツィは16位だった。

■ザウバーF1チーム
マーカス・エリクソン　予選＝15位
　僕らにとっては満足のいく、シーズン最初の予選だった。今のパッケージから最大限の力を引き出せるよう、週末をとおして懸命に仕事にあたってきた。

　Q1で良いアタックができてQ2進出が叶った。2回目の予選セッションは良い形でスタートを切ったものの、ターン9で少し膨らんでタイムをロスしてしまった。15番手は2017年シーズン最初のレースをスタートするのに、良い位置だよ。

アントニオ・ジョビナッツィ　予選＝16位
　初めてのF1グランプリに挑んだ特別な1日だった。今日の自分のパフォーマンスには本当に満足している。Q2進出までわずかコンマ数秒だったんだ。

　明日は長いレースになるし、ここメルボルンではいろいろなことが起こり得る。自己最高のパフォーマンスができるよう、ベストを尽くすよ。

　今日のパフォーマンスには大満足だ。2セット目のタイヤを履いた後、マーカスより少し速いタイムを出した。でももっとプッシュしようとして、ターン15でミスしてしまった。それでも最初の予選なんだから、ここまでやれるとは期待していなかった。F1でもこのマシンでも僕より経験が豊富なマーカスからコンマ数秒差というのはうれしいね。

（パスカル・ウェーレインの代役として急きょF1デビューが決まったことについて）カートで走っていた時からグランプリに出場するのが夢だった。昨日フェラーリのガレージで作業していたのに、今日はここで予選を走った感想を皆さん（メディア）に話しているなんてね。そして明日は決勝で走るんだ。

　今朝、フェラーリとマネージャーから（ザウバーに乗ることになったという）メールが来た。実際には昨日の夜にメールは来ていたんだけど、もう寝ていたから、読んだのは今朝だったということなんだけどね。

　最初は、からかわれているんだろうと思った。でもそのうち、本当のことだと分かってきて、すぐにサーキットに行って、チームのエンジニアと話をした。今、ここにいるのが信じられないよ。子どものころからの夢が突然現実になったんだ！

　最高に興奮するよ。明日が待ちきれない思いだ。（レースディスタンスを走り切れるかどうかについて）準備はしっかり整っていると思うけど、実際、体力的にどうなのかは明日見てみよう！　

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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