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F1王者ロズベルグの将来のプラン「モータースポーツで新たな役割を果たしたい」

2017年3月21日

 F1世界チャンピオンのニコ・ロズベルグは、昨シーズンの終わりにドライバーとしてのレース活動から引退したが、今後もモータースポーツに何らかの形で関わっていきたいと語った。


 ロズベルグは、2016年の最終戦アブダビGPでタイトルを勝ち取った数日後に引退を発表し、F1界に衝撃を与えた。


 ロズベルグはこの先、長期的に何をするかについてはまだ決めていないが、再度コクピットに座ることはないもののレースの世界に背を向ける気はないと明言した。


 Sport Bildのインタビューにおいて、ロズベルグは次のように語った。「新しい道を探しているところだけれど、前向きに楽観的に考えている」


「ひとつ確かなのは、形はどうであれ、何らかの立場でレースへの関わりを続けたいということだ」


「ドライバーとして復帰することはない。それは絶対にないよ。F1から引退したことで人生を大きく変えてしまったけれど、感謝の気持ちを抱いている」


「自分の心に従って、世界タイトルを獲得してから自分の人生にとってのF1の章を閉じたのだから、とても幸せだよ」


「僕は設定した目標はすべて達成した。これからは、新しい人生が(F1がそうだったように)大きな挑戦になるだろう」


「また成功を収めたい。ただし今では自分自身でやりたいことを決めることができるし、自分以外の何かによって動かされるようなことはあまりないんだ」

2017年F1合同テスト バルテリ・ボッタスとニコ・ロズベルグ
2017年F1合同テスト バルテリ・ボッタスとニコ・ロズベルグ

 ロズベルグはチーム運営に関する役割を除外してはいないが、それよりも他のドライバーのキャリアを支援する可能性を考えているようだ。


「ノーとは言わない」とロズベルグはチームボスになる可能性について聞かれて答えた。「たくさんの可能性がある」


「でも、今のところは主に子どもたちや恵まれない人たちを助ける社会事業に参加しているんだ」


「何か恩返しがしたい。僕にとってそれはとても重要なことなんだ。気持ちを込めて取り組めるプロジェクトを探している」


「(他にも)できることはたくさんあるよ。たとえば、カウンセラーや経営陣の立場から、他のドライバーが成功できるように支援するとかね」  



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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