F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F1大改革の17年シーズンを前に「現時点での予想は意味がない」と語るライコネン

2017年2月3日

 キミ・ライコネンは、レギュレーションが大幅に変更される2017年のF1について、今の時点で勢力図を予想することは「意味がない」と考えている。


 17年のレギュレーション変更によってフロントとリヤウイング、およびタイヤの幅が拡大され、より速く、よりアグレッシブな外観を持つF1マシンが登場することになる。


 変更される規模の大きさを考えれば、各チームがどういうマシンを仕上げてくるかわからない時点での勢力図の予想は確実性に欠け、ナンセンスだとライコネンは感じている。


「数多くのレギュレーションが変わったから、予想をするにしても、それぞれの新しいマシンが完成してトラックで走るのを実際に見てから、ということだ」とライコネン。


「これほど大規模にレギュレーションが変わるのというのに、今の時点で全体の勢力図を予想することに意味はない。今は、僕たちのマシンが狙ったポジションにいられることを願うばかりだ」


 16年はフェラーリF1にとって厳しいシーズンとなった。開幕戦オーストラリアGPではトップ争いを展開してみせたが、シーズンを通して1勝も挙げることができなかったのだ。


 王者メルセデスにもっとも近いライバルとして16年シーズンに臨んだフェラーリだったが、コンストラクターズランキングではレッドブルにも敗れ、3位に終わった。

16年は4度の表彰台を獲得したライコネン
16年は4度の表彰台を獲得したライコネン


「16年は僕たち全員にとって、理想からは程遠いシーズンだった。けれど、これがレースというものなんだ」とライコネンは語った。


「改善出来ていたかどうかは関係ない。最終的なリザルトが僕たちの望んでいたものと大きく違っていたということだ」


「良いレースも、イマイチなレースもあったし、細かい問題点も多すぎたけれど、仕方ない。そういったことは起こり得るんだ」


 フェラーリのマシンはタイヤマネジメントを苦手としていたが、ライコネンはいくつかの局面で、チームはあらゆる領域で改善していく必要があると指摘した。


 だが、彼は16年シーズンについて、最終戦のアブダビGPにおけるセバスチャン・ベッテルの3位獲得を含め、17年に向けて意義のある終わり方ができたとも確信している。


「ポジティブな要素はいくつもある。最近の我々の仕事の進め方などもそうだ」とライコネンは言う。


「チーム一丸となって仕事をしているんだ。だからといって、常に良い成果が得られるとは限らないけどね。それでも、チームからはプラス要素が多く感じられるし、とにかく17年には僕たちが望むポジションを獲得したいと願っている」


「チーム全員にとってすごくエキサイティング1年になることは間違いないよ」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

5/4(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/5(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/6(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.4 第4戦日本GP