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「マクラーレン・ホンダF1は“一番の宝”アロンソを失う」。来年がチームにとって最後のチャンスとの見方
2016年11月9日
マクラーレンF1チームでメカニックやチームコーディネーターを務めたジョー・ラミレスが、今のままではチームは2017年末で「一番の宝」であるフェルナンド・アロンソを失うだろうと語った。
アロンソはマクラーレン・ホンダ復活初年度の2015年にフェラーリから移籍。低迷するチームで約2年間を過ごし、昨年以降の最高位は5位で、表彰台も成し遂げることができずにいる。アロンソとチームの現在の契約は2017年末までとなっており、その後については現時点では未定だ。
ラミレスは古巣マクラーレンの低迷を嘆き、このままではアロンソはチームから離脱すると予想している。
スペインのAS紙のインタビューにおいてマクラーレンの進歩について聞かれたラミレスは「今も厳しい状態だ」と答えた。
「かなりよくなっているが、進歩が遅く、スポンサーが離れていっている。彼らが手にしている一番いいものはアロンソというドライバーだが、彼らはアロンソも失うだろう」
「そうならざるを得ない。アロンソは勝つ力をもったドライバーであり、勝たなければならない」
「来年を終えた後も続くとは思わない。来年がリミットだろう」
2017年にマクラーレンは勝てると思うかと聞かれ、「そう願うが分からない」とラミレスは述べた。
「彼らは今年表彰台獲得を成し遂げるべきだった。もちろん、来年タイトルを争う可能性がないわけではないが、難しいと思う。彼らは来年、やれることすべてをやりつくす必要がある。来年上位に浮上できなければ……。私は来年がマクラーレンにとって最後のチャンスだと思っている」
明るい兆候はと聞かれ、ラミレスはドライバーラインアップを挙げた。
「アロンソがまだいること。そして若手ドライバーが加入することだ。彼はチームをプッシュするだろうし、それはいいことだ」
「だが改善すべき点は多い。エンジンがすべて悪いわけではない。確かにエンジンはまだ優れているわけではないが、シャシーも最高とはいえない」
「マクラーレンとホンダは協力し合って働き、一致団結し、アロンソをチームにとどめなければならない」
マクラーレン・ホンダは残り2戦の段階でコンストラクターズ選手権6位、ドライバーズランキングではアロンソは10位、ジェンソン・バトンは15位に位置している。
(AUTOSPORTweb)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |