F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

「F1は”アメリカ流のやり方”から学ぶことができる」とメルセデスのボス

2016年9月6日

 メルセデスF1チームのボスであるトト・ウォルフは、もしF1の次のオーナーがアメリカ企業であれば、F1は“アメリカ流のやり方”から学ぶことができると考えている。


 現在のオーナーであるCVCキャピタル・パートナーズは、メディア王であり、野球チーム『アトランタ・ブレーブス』のオーナーであり、さらにアメリカで一番の大地主であるジョン・マローンが経営する『リバティ・メディア』に対して、保有しているF1の株式を売却する寸前のようだ。


 売却価格が85億ドル(約8800億円)と見積もられていることを受け、ウォルフは「それほどの額で企業を買収するなら、そしてリバティのようなメディア帝国の担当者であるなら、その人は人生で何かを成し遂げてきたということだ」と語った。


「それだけの株を買い、それだけの金を費やしておいて、『全てを変えてはいない。アメリカ流でやっている』と、のたまうような人はいないと思う」


「アメリカ流のやり方から我々が学べることもあると思う。特にデジタルの分野だね。でも、こちらでは機能しているのに、あちらでは機能していない分野もある」


「彼らは何を変更し、何を維持する必要があるのか精査し分析してくるだろう。彼らにF1を買う能力があるのには理由がある」


「アメリカのメディアがF1を買収するというのはよいニュースだ」


 もしリバティが企業取得を完了させれば、F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンの行く末がどうなるのかは分からない。


 英AUTOSPORTはエクレストンがすぐに現在の職を辞すことはなく、少なくとも権利の引き渡しが行われるまではその座に留まるだろうと判断している。


 レッドブルの代表、クリスチャン・ホーナーは「たくさんの推測がなされている」と語った。


イタリアGPでのバーニー・エクレストン
イタリアGPでのバーニー・エクレストン

「先週末のイタリアGPがバーニーのラストレースにならないことを心から祈っている。もしそうなったらとても信じられないよ。何かしらの変更などがあれば、我々全員は向こう数週間、F1の所有権や持株比率についてのニュースに注視していくだろうね」


「話し合いが進んでいるのは明らかだ。でも、調印や合意がなされるまでは全て推測に過ぎないよ」


 ウォルフは「バーニーは素晴らしい仕事を50年に渡ってし続け、F1を今日のものにした」と付け加えた。


「彼は帝国を作り上げた。そして我々は皆、その帝国が生み出す多数の観客と、年間15億ドル(約1550億円)の利益の恩恵を受けている。彼が為してきたことに改善できるところがあるのかどうかは私には分からないし、それについて憶測はしたくない」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

5/4(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/5(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/6(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.4 第4戦日本GP