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大型新人ウェーレイン、将来の鍵を握るのはペレスの去就と「メルセデスの意向」

2016年8月5日

 パスカル・ウェーレインは、F1で彼を待ち受けている将来について、今後メルセデスとの話し合いを経て、夏休み明けには、ある程度の見通しがつくだろうと予想している。


 2014年シーズン後半からメルセデスのリザーブドライバーを務めるウェーレインは、今季は1年契約でマノーに加わり、F1デビュー。オーストリアGPでの10位入賞により自身初の選手権ポイントも獲得した。


 先日、ニコ・ロズベルグが2018年末までメルセデスに残る契約を交わし、ルイス・ハミルトンも契約下にあるため、ウェーレインが来年からワークスチームに昇格する見込みはなくなった。それでもなお来季のウェーレインには、マノー残留以外の可能性がないわけではない。ルノーがセルジオ・ペレスの引き抜きに成功した場合には、メルセデス製パワーユニットのユーザーであるフォース・インディアに空席ができるからだ。


「トト(ウォルフ)やメルセデスと、じっくり腰を落ち着けて、来季の計画について話し合う必要がある。まだ、そういう話は何もしていないからね。夏休み明けには、もう少しはっきりしてくるだろう」


 当面ウェーレインは、マノーがコンストラクターズ選手権で10位を維持できるように、全力を尽くすつもりでいる。ザウバーとの最下位争いとはいえ、分配金が絡んでくるからだ。


「僕の今年の目標は、チームが他のチームと順位を争えるように必要な手助けをする、ということだった。そして、オーストリアでうまくチャンスを生かしてポイントを獲得したことで、その目標の第一段階は達成した」と、ウェーレインは言う。


「あのポイントによって、チームは選手権でザウバーの前に出た。このまま行くことができれば、来年は多額の分配金を手にして、より多くのスタッフを雇い入れることができる。結果として来年のクルマは、もっと速くなるだろう」


「僕がマノーにいるのは、できるだけ多くのことを学びながら、同時にできるかぎりチームの手助けをするためだ。前半の12戦を終えたところで、チームは選手権で10位にいる。つまり僕らは期待に応えたということだ。そのために僕は、ここに来た」


「いつでも改善の余地はあるものだけど、僕らはチームとして、とても良い仕事をしてきた。そして開幕戦からここへ至るまでに、かなり大きな進歩を実現した。今後の僕らに必要なのは、この調子を維持しながら、さらに改善を図ることだ。もしシーズンの終わりまで10位にとどまることができれば、僕らはひとつの使命を達成したことになる」



(Translation:Kenji Mizugaki)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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