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勢い対照的なメルセデスのふたり、「ニコは精神的に強い」とトト・ウォルフが気遣い

2016年8月3日

 メルセデルのルイス・ハミルトンはここ7戦6勝中。7月の4連戦では全勝を挙げて、5月にはチームメイトのニコ・ロズベルグから43ポイント差で下回っていた差が、今では19ポイントを上回る快進撃を見せている。


 ハミルトンのF1でのベストフォームはメルセデス加入初年度、最後の7戦で6勝を挙げチャンピオンに輝いた2014年と言われているが、今の彼はそれと重なる勢いがある。


「(ハミルトンは)とても良い流れを作った。印象的な記録と言えるね。ルイスは昨シーズン終盤から今年序盤にかけての(7戦連続で勝利を収めた)ニコのように、ポイントを落とさず自身の実力を取り戻していった」とウォルフ。


「”勢い”というものがあるとすれば、それをキープしているのが今のルイスだ。しかし、波というものはどこから来て、どう変わるのかわからないものだ。サマーブレーク後にそれが継続しているかどうか、今から興味深いね」


 近年の記録を見るとハミルトンが負ける時といえば、何らかの問題に直面した時といえる。これに対しウォルフは「彼は優れた才能と速さを持ち合わせ、調子が良い日には誰にも止められなくなる。しかしF1はメカニカルスポーツで、彼は人間だ。悪い日がもっと悪くなる時だってある。ルイスがすべてのレースで勝利しているわけではないのはそれが理由だと思う。私はルイスとニコが卓球のラリーのようなバトルをし続けていること、それに耐えず進んで挑み続ける姿勢に本当に感心しているよ」


 一方のロズベルグは序盤の4連勝と好スタート切ったものの、ここ8戦でわずか1勝と波に乗り遅れている。先日のドイツGPでもペナルティを受けた影響もあり、4位に終わった。ウォルフはロスベルグが次のレースの週末に向けて復調し、そのパフォーマンスを8月終わりのスパで披露してくれることに期待を抱いている。


ドイツGPでPPスタートながらチームメイトに優勝を奪われたロズベルグ
ドイツGPでPPスタートながらチームメイトに優勝を奪われたロズベルグ

「彼は立ち直るさ。今シーズン序盤と昨年の終盤のニコは凄まじかった。まだ9レースも残っているし、200ポイント以上獲得可能なのだ。なんだってできる。彼は精神的に強いが、まだ何も成し遂げていない。私は彼が数日間で立ち直り、スパでさらに強くなって戻って来ることを信じているよ」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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