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浜島氏予想の戦力バランス、高まる跳ね馬の足音

2016年3月12日

 こうなると、もはやメルセデスに死角は見当たらないという感じにさえなってしまいますが、あえてそれを求めるとすればフェラーリのパフォーマンスに期待を向けるほうが良いかもしれません。
 今年のフェラーリはフロントサスペンションをプルロッド方式からプッシュロッドに戻しました。制約されたスペースの中でサスペンションをきちんと動かし、メカニカルグリップを高めるのに有利な点に注力したことは正しいことだと思いますし、マシンにもたらす影響も大きいと思います。実際、フロントの回頭性を重視するキミ・ライコネンもセバスチャン・ベッテルと同等のタイムを出していますから、ドライバビリティ、特にフロントのメカニカルグリップは確実にアップしていると思われます。

 また彼らは、ウイリアムズタイプのショートノーズも取り入れてきました。フェラーリは昨年もショートノーズの採用を検討していましたが、プルロッドが理由で断念したと聞いています。しかしプッシュロッドに戻したことでそれも実現できた。この決断はフェラーリにとって非常に大きかったと言えるでしょう。
 ただし、今季フェラーリが真の躍進を果たせるかは変更したフロントサスペンションが実戦できちんと機能するか、またマシン後部を昨年よりも絞り込んだ分の冷却対策が十分になされているかにかかっていると思います。
 それでも、テスト全体の印象はメルセデスとの差を縮めた感じを受けますし、常にメルセデスの真後ろに位置できるのではないでしょうか。予選で何かあればメルセデス勢の間に割って入りスタートで先行する、フェラーリがそうした状況を可能にするポテンシャルへと近づきつつあると感じています。





レース

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