マクラーレン・ホンダ密着:予選パワーを得る『魔法のボタン』を渇望するアロンソとバンドーン
2017年11月26日
いったい何があったのか。予選のセクタータイムを見ると、コーナーが連続するセクター3でマクラーレン・ホンダの2台はトップ10内のスピードを披露していたが、ホームストレートがあるセクター1と、2本のロングストレートがあるセクター2で下位に沈んでいる。つまり、直線で伸びを欠いていたことが、ドライバーにとって『魔法のボタンがない』と感じたのではないだろうか。
では、なぜ予選になってストレートで伸びを欠いたのか。長谷川祐介ホンダF1総責任者によれば、金曜日から土曜日にかけて、マクラーレンはウイングを立てたという。
路面が滑りやすいフリー走行3回目は、ダウンフォースをしっかりつけたマクラーレン・ホンダの2台に有利なコンディションだった。だが、予選で路面にラバーが乗ってくると、ダウンフォースを軽めにしたマシンでも低速区間でタイムが落ちず、逆にストレートでタイムを稼ぐことができる状況に変化していたことが考えられる。
理由はどうであれ、マクラーレン・ホンダにとって最後の予選はアロンソが11番手、バンドーンが13番手という結果に終わった。しかし、チャンスはまだある。
「僕らはその新品のタイヤでスタートできる。そのアドバンテージを生かしたい」(アロンソ)
「まだポイントを取る機会は残っている。いい形で締めくくれるようベストを尽くす」(バンドーン)
マクラーレン・ホンダにとって最後のレースまで、24時間を切った。
(Masahiro Owari)
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※中国GP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
※中国GP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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