マクラーレン・ホンダ密着:再びアロンソが「パワーを失った」、しかし今回はモード設定ミス
2017年9月2日
したがって、フリー走行2回目でアロンソのマシンに搭載されていたエンジンは、前戦ベルギーGPで使用したスペック3.5だった。ベルギーGPのレースでアロンソは「エンジンプログレム」と言ってリタイアしたが、その後の調査で今後もレースに使用することが可能だと判断され、イタリアGPで再度、使用することとなった。
そのスペック3.5を搭載したアロンソが、フリー走行2回目で「パワーを失った」と無線で言ってきた。だが、それはなんらかの理由でエンジン設定が間違ったモードに入ってしまい、MGU-Kでのアシストができない状態になっていただけで、走行中にアロンソにモードを切り替えるようピットから無線で指示を出し、事なきを得た。
だが、前回の件があるだけに、長谷川総責任者は無線を聞いた瞬間、「300回ぐらい心臓が止まりそうになりました」という。
その後、両ドライバーから入ってくる無線で、長谷川総責任者が心臓を苦しませることはなかった。
「ドライバーたちは『クルマはいい』と言っていました。パワーに関しても、いつもほど不満は言っていなかったと思います。まあ、ウイングを相当軽くしていますからね」(長谷川総責任者)というマクラーレン・ホンダは初日、ストフェル・バンドーン7番手、アロンソ8番手だった。
この結果にも、長谷川総責任者は「金曜日の段階で何かを語るのは早計」と緊張感を保っているが、2台そろってトップ10で終えたマクラーレン・ホンダが好調な滑り出しを見せたことは間違いない。
(Masahiro Owari)
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※マイアミGP終了時点
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3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
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5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
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