マクラーレン・ホンダ密着:PUトラブルで厳しい出だしも、アロンソが7番手に入りわずかに光明
2017年6月10日
トラブル自体はハイドロ系のごく一部のパーツの不具合という、いわゆるマイナートラブル。だが、漏れたハイドロを掃除するのが大変だった。
「Vバンクの中にも入ってしまったので、インダクションをいったん外すなどかなり大掛かりな作業となりました。フリー走行2回目に間に合わないのではないかと心配していましたが、メカニックが頑張ってくれました」
アロンソはフリー走行2回目が開始してから約1時間後にコースイン。19周を走行して初日を終えた。
しかし、そのフリー走行2回目で、別のトラブルが発生した。今度はバンドーンのMGU-Hだ。
「バンドーンのトラブルはまだ解析中ですが、MGU-Hだと思われます」
MGU-Hの不具合は今年のバーレーンGPで多発した後、対策が施され、ロシアGPでは同じ問題は起きなかった。しかし、前戦モナコGPの初日のフリー走行後にバトンのMGU-Hをチェックしたところ、不具合の兆候が見られたため、交換している。
そこでホンダはさらなる対策品をカナダに持ち込んでいたが、バンドーンはこれまで使用した今回と同じスペックを土曜日以降も使用する予定だ。
「理由はペナルティを受けたくないからです。今回、問題が発生したスペックが確実にダメだということであれば交換しますが、そういうわけではない。トラブルの原因を完全に把握しているわけではありませんが、理由として考えられるのは距離。少なくとも、1レースは持つと考えているので、ここではペナルティを受けない選択をしました」
フリー走行1回目はバンドーンが11番手、2回目はアロンソが7番手。厳しい戦いが予想されたカナダGPで戦える手応えをつかんだマクラーレン・ホンダだった。
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3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
※中国GP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
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