ホンダ甘口コラム メキシコGP編:苦戦しながらもライバルと戦える性能に
2016年11月7日
当然、ホンダとマクラーレンは、冷却系に関しても高地仕様を持ち込んできており、土曜日までは何も問題は起きていなかった。それがレースの後半に起きてしまったのは、マクラーレン・ホンダの2台が渋滞の中に埋もれてしまったからだと考えられる。マクラーレン・ホンダはそのことを正直にリリースを通して発表しているが、同じように問題はほかのチームでも起きていた。あるメルセデス系チームもこのことが問題で「速さはあったのに、なかなかオーバーテイクできなかった」と、高地で行われるメキシコGPの難しさを語っていた。
そんな中、ホンダは高地での戦いに苦戦しながらも、ライバルたちと互角に渡り合った。それは今シーズン、大きく改善したにも関わらず、ホンダのパワーユニットに対して、それでも発破をかけ続けてきたアロンソが、今シーズン初めて「(パワーユニットは)コンペティティブだった」と語っていたことが如実に物語っている。
それでも、長谷川祐介総責任者は「(アロンソのコメントは)ライバルを超えているということではなく、戦えるという意味で言っただけのこと」と謙遜していたが、「(パワーユニットに対して)文句を言われなかったのは今年初めてです」とも語った。
レース順位としては、必ずしも望んでいた結果は得られなかったマクラーレン・ホンダだったが、ホンダは1年前の雪辱は果たしたメキシコGPだった。
(Text:Masahiro Owari)
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※中国GP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
※中国GP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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