ホンダ密着:厳しい燃費の中バトンが入賞、ライバルたちと戦える速さを証明
2016年8月1日
その後、アロンソは64周目に1分25秒台に落ちて、ペレスにオーバーテイクされてしまったが、それは「燃料が足りなくなったことだけでなく、タイヤが終わってしまっていた」ことも関係していた。
いずれにしても、63周目まで2台そろって入賞圏内を走行していたホンダは、残り4周でアロンソが圏外へ脱落。夏休み前の一戦をダブル入賞で締めくくることはできなかった。しかし、長谷川総責任者は、「レースでのクルマのパフォーマンスとしては力強さを見せることができ、ハンガリーGPよりもうれしい」と、レースを振り返った。それは、これまでの厳しさとは、状況が異なっているからである。
「ロシアも燃費は厳しかったんですが、そのとき戦っていた相手はルノーやハースでした。でも、現在われわれが戦っている相手はフォース・インディアやトロロッソ、そしてウイリアムズ。彼らを相手に燃費をセーブしながら戦うなんて、無理だということがわかりました」
レースで使用できる燃料は100kgまでと決まっている。したがって、現在のパワーユニットでは燃費は改善しなくてはならない重要かつ永遠の課題だ。しかし、燃費が良くてもスピードがなくては、戦う以前の問題である。ドイツGPでのホンダは、燃費は悪くてもライバルたちと戦える速さがあることを確認できた。戦いのステージがワンランク上がったことを感じたホッケンハイムの夏だった。
(Text : Masahiro Owari)
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2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
※マイアミGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
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