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角田の成長を評価するアルファタウリF1「マシンの理解に集中し、フィードバックの質も向上。ドライバーとして成熟した」
2023年10月3日
レッドブルの姉妹チームであるアルファタウリによると、角田裕毅は今シーズンさまざまな面で成熟し、“大幅な成長”を遂げたことが2024年シーズンの契約継続につながったという。
23歳の角田は2021年にアルファタウリからF1デビューを果たした。4年目のシーズンもアルファタウリで走ることになり、チームメイトはダニエル・リカルドとなる。
角田は若くはあるが、今シーズンはルーキーのニック・デ・フリースを僚友に迎えたので、チームリーダーへとステップアップすることになった。デ・フリースはその後成績不振によりシートを失い、その後任としてリカルドが加入した。
アルファタウリのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズによると、角田は2023年に入賞したのは3回のみであるものの、シーズンを通してより成熟し、より安定したレーサーへと成長を遂げたという。
「裕毅は今シーズン大きく成長した」とエドルズは述べた。
「チームメイトはルーキーだったので、彼はある意味我々のチームで最も経験豊富なF1ドライバーとなった。彼はその責任を引き受けて、優秀な走りをしてみせた」
「彼は確実に成長した。最初のシーズンは無線でやりとりする時に、冷静さを欠くところがあった。今やそうした感情をコントロールでき、マシンを理解すること、そしてドライビングに集中できるようになったと思う。つまり、今年はより安定した裕毅を目にしていると思う」
「彼はまた、非常に速く走ることができ、才能があるところを見せている。(Q1で最速だった)シンガポールでのラップがそのよい例だ」
「勝負強さを見せたレースもいくつかあった。私が言ったように、彼が一貫してポイント獲得を争えるパッケージを用意するために、改善に集中する必要がある」
今年はさまざまに状況が変化し、角田は3人の異なるチームメイトと走ることになった。デ・フリース、リカルド、そしてリカルドの代役のリアム・ローソンだ。だが角田に言わせると、そのことが良い方向に作用した。チームメイトの走行データにこだわらないようになり、自身のドライビングスタイルを確立してマシンのパフォーマンスを最大限に引き出せるようになっという。
「これまでのところ今年の挑戦を気に入っています。今のところチームメイトのデータをほとんど見ていませんから」と角田は説明した。
「もちろん参考にする時もあります。でもチームメイトのデータなしでどこまで行けるか、自分の可能性を試しているところです。他のチームや他のドライバーがどういう走り方をしているかという比較をするだけです。将来的に、ドライバーとしての自分に求められるのは、こうした走り方だと思います。だからいい訓練になっています」
「昨年まではチームメイトの支援がありました。参考にできるいいデータがあり、比較して自分の足りないところを確認できました。でも今は自分の弱点を自分で見つけ、何を改善できるか考えなければなりません。そしてすでにドライビング中に自分で考えようとしています。走りながらでも、足りていない部分や負けている部分をもっと感じ取ろうとしています」
角田は、アルファタウリで他に頼るべきドライバーがいなくなったことで、大きな責任を背負うようになり、そのことが結果として自身の成長につながったと考えている。
「僕にとっては大いに学ぶ機会になりました。優秀なドライバーにならなければという責任感が身につき、そのことが自分のためになっています」
「これまでのところ、自分の仕事と、レースごとに安定したパフォーマンスを見せられていることにかなり満足しています。これからもこうして続けていき、他のドライバーの支援も最大限していきたいです」
エドルズは角田が自らを頼みとする精神を身につけ、それがドライバーとしての成長につながったと認めた。
「彼はマシンを理解することに集中し、フィードバックの質も上がっている。ドライバーとして成熟してきているので、我々も彼をもっと速く走らせるために必要な改善点に集中しやすい」とエドルズは述べた。
「彼はまた、マシンに必要としていることが何なのか理解しているようだ。バランス特性や、エントリーの安定性といった多くのものだ。以前は、彼はまだ学びの途中にあり、レギュレーションの変化にも対応しなければならなかった」
「チームとして我々は、彼のデータやフィードバックに基づき、どうしたら彼から最高の走りを引き出せるのか分かっている。私たちは今やひとつのグループとして融合しており、それが彼のパフォーマンスにも表れている」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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予選 | 結果 / レポート | |
5/19(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |