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レッドブル・ホンダF1のペレスがシミュレーター作業を開始「何度も優勝して恩返しをしたい」
2021年1月21日
レッドブル・レーシングに加入したセルジオ・ペレスが、チーム代表クリスチャン・ホーナーやチーフテクニカルオフィサーであるエイドリアン・ニューウェイらが待つファクトリーを先週訪問、シート合わせやシミュレーター作業などを行った。これに伴い、ペレスはレッドブルのウエアを着た姿を初披露、インタビューにも答えた。
メキシコ出身30歳のペレスは、2021年、アレクサンダー・アルボンに代わり、マックス・フェルスタッペンのチームメイトを務める。ペレスは2011年にザウバーからF1デビューを果たし、3回表彰台を獲得した後、2013年にはマクラーレンに加入するが、1年で離脱、2014年にフォース・インディア(レーシングポイント/アストンマーティン)に移籍した。同チーム在籍中の7年の間に、7回の表彰台を獲得、そのなかの1回は2020年サクヒールGPでの悲願の初優勝だった。
レーシングポイント/アストンマーティンが4度のチャンピオン、セバスチャン・ベッテルを獲得したことで、契約を解除されたペレスは、F1引退の危機に陥ったものの、レッドブルとの契約で、一転、ビッグチームで戦うチャンスを手に入れた。
「レッドブルファミリーの一員になれたことは素晴らしいことだ」とミルトン・キーンズを初訪問したペレスは語った。
「ここに来れば、なぜレッドブルがこれほど成功を収めているのかがすぐに分かる。インフラ、開発、そして人材の面でとても充実しているからだ。ここには非常に有能な人材が集まっている」
「僕が今まで働いていたチームとはある意味全く違う。組織のレベルはとてつもなく高く、多くの人がいて、とても印象的なリソースがある。担当スタッフたちと一緒に仕事を始めるのが待ち遠しい」
「前のチームには7年間所属していたので、少し違った感じがする。犬が新しい家族を見つけたような感じだね」
「何年も家族と一緒にいて、その家族に慣れていたところに、突然環境が変わった感じかな。でも、ここはとても快適だと感じて始めている」
「素晴らしいチームで団結力がある。この先にはたくさんの楽しみが待っていると思う」
「エイドリアンをはじめとする大勢のエンジニアたちと仕事ができるなんて夢のようだ。このチームのエンジニアリングレベルの高さには感銘を受けた」
F1で長いキャリアを過ごしてきたペレスは、その経験によりレッドブルに大きな貢献を果たせると考えている。
「僕は多くの経験と知識をもたらすことができると思っている。これまでさまざまな時代を経てさまざまなチームに所属しながらF1に携わってきたので、自分に何が必要かを知っていると思うし、いくつかの分野でチームを前進させることができるとも感じている」
「すでにいくつかの良いアイデアをチームと共有している。うまくいけばコース上でのパフォーマンス改善に役立つだろう」
■「シミュレーターでレッドブルのマシンの感触を多少つかめた」とペレス
ペレスはシート合わせに加え、シミュレーターでの作業も行ったという。
「すでに新しいエンジニアたちと一緒にかなりの時間を過ごしている。(なじむための)プロセスを素早く進める上で、それは重要なことだ」
「2日間にわたってシミュレーターでの作業も行った。レッドブルのマシンがどういう感じかをかなりつかむことができた」
「でも楽にいくとは思わないので、マシンに慣れるために懸命に取り組み、学ぶ必要がある」
ペレスは、若手ドライバーのなかで最も実力があるとも言われるフェルスタッペンのチームメイトを務めるのは簡単なことではないと承知している。しかしふたりが力を合わせることでレッドブルを前進させたいと心に決めている。
「自分にとって大きな挑戦だよ」とペレスは認めた。
「マックスがどれだけ才能があり、どれだけ速く、過去数年でどれだけ成長し、今やどれほど完成度の高いドライバーになったのか、誰もが知っている」
「彼は間違いなくベストのひとりであり、現役ドライバーのなかで最速のひとりだ。(僕にとっては)大きな挑戦になる」
「彼は長年このチームで走り、マシンに何が必要かを知っている。彼と一緒に仕事をして、一緒にチームを前進させるのが楽しみだ」
ペレスは、2021年に向けてつかんだ大きなチャンスを必ず結果に結び付け、チームに貢献しようと強く決意している。
「僕は常に最大限にプッシュしている。去年はようやく自分の力を発揮できるマシンを手に入れ、僕の実力を見てもらえた。そして今、こうして大きなチャンスをつかんだ。これからすべての面で次のステップに進まなければならない。その準備はできていると思う」
「今まで唯一欠けていたのはチャンスだった。せっかく手に入れたのだから、これを生かせるかどうかは自分次第だ」
「必ず期待以上の結果を出すつもりだ。チャンピオンシップを獲得できるマシンがあれば、必ず勝つようにする。3位に入る力のあるマシンがあれば、必ず2位に入るようにする」
「良いシーズンになることを願っている。それが(レッドブル社オーナーのディートリッヒ・)マテシッツ氏、(モータースポーツコンサルタントのヘルムート・)マルコ博士、クリスチャン、エイドリアン、そしてチームのみんなに恩返しができる唯一の方法なんだ。今まで誰も大きなチームで走るチャンスを与えてくれた人はいなかった」
「来るシーズンには(表彰台で)メキシコ国歌を何度も聞けることを期待しているよ!」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | ルイス・ハミルトン | 347 |
2位 | バルテリ・ボッタス | 223 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 214 |
4位 | セルジオ・ペレス | 125 |
5位 | ダニエル・リカルド | 119 |
6位 | カルロス・サインツJr. | 105 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 105 |
8位 | シャルル・ルクレール | 98 |
9位 | ランド・ノリス | 97 |
10位 | ピエール・ガスリー | 75 |

1位 | メルセデス | 573 |
2位 | レッドブル・ホンダ | 319 |
3位 | マクラーレン | 202 |
4位 | レーシングポイント | 195 |
5位 | ルノー | 181 |
6位 | フェラーリ | 131 |
7位 | アルファタウリ・ホンダ | 107 |
8位 | アルファロメオ | 8 |
9位 | ハース | 3 |
10位 | ウイリアムズ | 0 |

