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デンマーク人若手ドライバーのフレデリック・ベスティ、メルセデスF1育成に加入へ
2021年1月15日
メルセデスは、デンマーク出身の若手ドライバーであるフレデリック・ベスティをヤング・ドライバーズ・プログラムに起用する予定だ。チーム代表のトト・ウォルフは、フェラーリ、レッドブル、ルノーが若手育成の分野で大きなアドバンテージを得ることを許してきたが、この市場に再度投資を行うことを決定した。
だがダイムラーの取締役会は、新たな才能の持ち主の育成に投資を行うことに消極的だ。パスカル・ウェーレインは期待に届かなかったし、2019年にサード兼リザーブドライバーとなっていたエステバン・オコンは、チームに溶け込まずにルノーへ移籍した。メルセデスは2022年のドライバーの候補者としてジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)を抱えているだけであり、将来に向けての人材は手元にはいない。
その一方で、フェラーリはFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)プログラムを大きく拡大し、前途有望なドライバーや、二重にスポンサーがついているドライバーを起用している。FDAはプログラムの費用をまかなうのに良い方法を見出したのだ。2020年だけでも、フェラーリはFIA-F2にミック・シューマッハー、カラム・アイロット、ロバート・シュワルツマン、マーカス・アームストロング、ジュリアーノ・アレジの5人のドライバーを送り出した。
またフェラーリは、エンツォ・フィッティパルディ(FIA-F3)およびフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパに参戦中のアーサー・ルクレール、ディーノ・ベガノビック、ジャンルカ・ペテコフの3人も擁しており、チームは将来に向けて幅広い選択肢に恵まれている。
レッドブルは過去にプログラムを縮小しすぎたため、とダニール・クビアトを古巣に呼び戻し、トロロッソの空きシートを埋めざるを得なくなった。数年前に挽回を目指して若手ドライバー市場に復帰し、角田裕毅を起用して、彼を2021年のF1に昇格させた。しかしヘルムート・マルコ(レッドブルのモータースポーツアドバイザー)は、他にもジュニアフォーミュラにいる10人のドライバーを管理している。その10人とは、ユアン・ダルバラ、リアム・ローソン、ユーリ・ビップス、ジャック・ドゥーハン、デニス・ホーガー、ジャック・クロフォード、ジョニー・エドガー、イゴール・フラガ、笹原右京、岩佐歩夢だ。
ベスティはこの2年でフェラーリとレッドブルからアプローチを受けていたが、商業的判断が時にドライバーの才能よりも優先される大規模プログラムの一部となることに隠された危険に嫌気を持っており、デンマーク人の実業家ドルテ・リース・マドセンと組んでいくことを選んだ。マドセンはケビン・マグヌッセンのキャリアを管理していたが、二者は大きく仲違いし、今もデンマークの法廷で争っている。
ベスティは昨年のFIA-F3を4位でフィニッシュし、フィーチャーレースで3回優勝したが、彼はジュニアフォーミュラで有力チームに入るための交渉力があまりないことに気づいたようだ。彼はメルセデスのヤング・ドライバーズ・プログラムに加入間近であり、キャリアの管理をグウェン・ラグリュに任せることにした。フランス人のラグリュは、トト・ウォルフがこのプログラムを運営するために10年前に雇った人物だ。
F3への参戦を続けるベスティは、タイトルを獲得し、スーパーライセンス取得の資格を得るための最大ポイントを獲得する目標がある。そして2022年にはF2へ昇格し、シミュレーター作業やピレリの開発タイヤテストといったメルセデスのF1プログラムにおいて、より大きな役割を果たすことになるだろう。
(Grandprix.com)
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1位 | ルイス・ハミルトン | 347 |
2位 | バルテリ・ボッタス | 223 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 214 |
4位 | セルジオ・ペレス | 125 |
5位 | ダニエル・リカルド | 119 |
6位 | カルロス・サインツJr. | 105 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 105 |
8位 | シャルル・ルクレール | 98 |
9位 | ランド・ノリス | 97 |
10位 | ピエール・ガスリー | 75 |

1位 | メルセデス | 573 |
2位 | レッドブル・ホンダ | 319 |
3位 | マクラーレン | 202 |
4位 | レーシングポイント | 195 |
5位 | ルノー | 181 |
6位 | フェラーリ | 131 |
7位 | アルファタウリ・ホンダ | 107 |
8位 | アルファロメオ | 8 |
9位 | ハース | 3 |
10位 | ウイリアムズ | 0 |

