ベッテル&ストロールのペアは理想的。チーム代表「アストンマーティンの名に恥じない活動ができると確信」
2021年1月14日
アストンマーティンF1のCEO兼チーム代表を務めるオットマー・サフナウアーは、チームの再生は新チーム名やスポンサー、カラーリング以上のものであり、新しい時代のスタートだと述べている。
「我々はすべての要素を適切な場所に配置しており、さらなる表彰台獲得と、できれば優勝も争うことができると考えている」とサフナウアーは水曜日に発表されたチームの声明のなかで語った。
「これは新たな旅路の始まりだ。私はチーム内にさらなるエネルギーがみなぎっているのを感じることができる。これまでにないほどにパフォーマンスを高めようという決意があるのだ。我々には将来について胸を躍らせるのに十分な理由がある」
アストンマーティンの計画の大部分を占めるのは、レッドブルとフェラーリでドライバーを務めたセバスチャン・ベッテルと契約し、ランス・ストロールのチームメイトにすることにあった。
「チームの誰もにとって非常にエキサイティングなことだ。我々は実績のある4度の世界チャンピオンを擁することになる。彼はその経験を用いて、我々がレースに勝ち、タイトルを狙えるチームに成長する助けとなってくれるだろう」
「それが、彼が我々と契約したことがこれほど重要である理由だ。彼は勝つためのメンタリティをもたらす。我々がこの旅路のなかで彼から多くを学ぶことになるのは間違いない」
「ランスは若く才能があり、熱心に取り組んでいる。昨年はこれまでで最高のシーズンを過ごした。彼はレースのすべての領域において本当に進歩した」
「我々が彼に道具を与えれば、彼はゴールを達成できるよう十分にチームを助けることができるだろう」
「我々はまた、セバスチャンがランスから最高の力を引き出すだろうと考えている。その代わりにランスはセバスチャンを激しくプッシュするだろう。我々は2021年のラインアップを喜ばしく感じている。経験、レース優勝のノウハウ、そして素晴らしい才能の理想的な組み合わせだ」
■「効率性を維持しながらトップチームとしての地位を確立するチャンスがある」
2020年シーズンには、アストンマーティンF1の前身であるレーシングポイントのマシンがメルセデスの2019年型マシンのデザインと酷似していたことを受けて、ペナルティとしてコンストラクターズポイントを15ポイント剥奪された。しかし第16戦サクヒールGPでの優勝や複数回の表彰台フィニッシュを含むベストと言えるシーズンを送り、レーシングポイントはコンストラクターズ選手権を4位で終えた。
「関係する全員がこの成果を非常に誇りに思っているはずだ」とサフナウアーは語った。
「新しいチーム名と体制がある一方で、我々には厳しい時期を乗り越え、今日ある場所に我々を導いた力強いバックボーンがあることが示されている」
チームのF1におけるDNAは、1991年に初参戦したジョーダン・グランプリに根ざしている。ジョーダン・グランプリは2005年末に売却され、一時的にミッドランドF1レーシングとなったが、その後さらに売却が行われ、2007年にスパイカーF1チームとなった。
その後インド出身の実業家であるビジェイ・マリヤがチームを買収し、フォース・インディアを設立した。2018年には財政難から投資家集団に買収され、暫定的にレーシングポイントと名付けられたが、2021年よりアストンマーティンとなった。
「最初からアストンマーティンの名に恥じぬ活動ができると確信している。気が遠くなるように感じるかもしれないが、我々は30年間にわたってF1に参戦しており、その過程でしばしば不利な状況にありながらも優勝し、表彰台を獲得してきた」
「我々は能力以上の力を出せるという、正当な評価を得ている。かつてはグリッド上で最も効率的なチームとしての地位を確立することが課題だったが、今では効率性を維持しながらトップチームとしての地位を確立するという、素晴らしいチャンスがあるのだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | ルイス・ハミルトン | 347 |
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4位 | セルジオ・ペレス | 125 |
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9位 | ランド・ノリス | 97 |
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1位 | メルセデス | 573 |
2位 | レッドブル・ホンダ | 319 |
3位 | マクラーレン | 202 |
4位 | レーシングポイント | 195 |
5位 | ルノー | 181 |
6位 | フェラーリ | 131 |
7位 | アルファタウリ・ホンダ | 107 |
8位 | アルファロメオ | 8 |
9位 | ハース | 3 |
10位 | ウイリアムズ | 0 |

第13戦 | エミリア・ロマーニャGP | 11/1 |
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