ルノー・スポールＣＥＯのパトリック・フォールは、Ｆ１の未来が今年１０月に決まることになろうと語った。
　フォールはＢＢＣスポーツオンラインで次のようにコメントした。「入り組んだ問題だが、私たちはＦ１の将来について現在話し合いを進めている段階にある」
「Ｆ１に参加している大手自動車メーカー（ルノー、フィアット／フェラーリ、メルセデス、フォード、ＢＭＷ）は、ＧＰＷＣ（グランプリ・ワールドチャンピオンシップ）なる団体を設立している」
「この団体が現在、Ｆ１株の７５％を保有する銀行と、同じく２５％を保有するバーニー・エクレストンと話し合いを行っている」
「我々が要求しているのは、各チームに与えられるＦ１興行の分配金を増やすことである。Ｆ１ショーを作り出すのはチームなのだから、もっとギャラをもらっていいはずだ」
「我々はまた、Ｆ１が更なる透明性をもって、普通の団体のように民主的に管理運営されるべきだということも求めている」
「こうした件に関し現在話し合いを行っている真っ最中だが、１０月末日までに何らかの結論が出るはずだ」
「まずあり得ないと思うが、万が一、物別れに終わったら、自動車メーカーたちは、新たなシングルシーターシリーズ、ＧＰＷＣを始める予定でいる」

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