F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F1技術解説イギリス編:ドラッグ軽減もダウンフォースを大きく犠牲にしたフェラーリのウイング

2020年8月6日

 2020年これまでの4戦のなかで、最もパワーサーキットの性格が強いシルバーストンサーキット。高速コーナーを安定して駆け抜けるのに必要なダウンフォースを確保しつつ、いかにストレートでのドラッグを減らすか。その両立を目指して、ほぼすべてのチームが、イギリスGPに新たな空力アップデートを投入した。はたして正解したのは、どのチームだったのだろう。


 レッドブルとマクラーレンは、リヤウイングのプレート下側に形状変更を加えてきた。両端を持ち上げることで(黄線参照)、ドラッグ軽減を図る工夫だ。一方でダウンフォースを発生させる役割の、中央部の湾曲は維持している。

2020年F1第4戦イギリスGP レッドブルRB16(上)とマクラーレンMCL35のリヤウイング
2020年F1第4戦イギリスGP レッドブルRB16(上)とマクラーレンMCL35のリヤウイング

 序盤3戦のフェラーリは、非力なパワーの割りにリヤウイングを付けすぎていることが指摘されてきた。それが今回のイギリスGPではようやく、かなり薄いリヤウイングに変更した。これで確かに、ドラッグは大幅に軽減する。しかし同時に、ダウンフォースも相当減ってしまい、コーナリング中の安定性が犠牲になったはずである。

2020年F1第4戦イギリスGP フェラーリSF1000のリヤウイング(上からオーストリア、ハンガリー、イギリス)
2020年F1第4戦イギリスGP フェラーリSF1000のリヤウイング(上からオーストリア、ハンガリー、イギリス)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(翻訳・まとめ 柴田久仁夫)




レース

5/17(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
5/18(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
5/19(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP