最新記事
- 2025年F1ドライバー契約状況と残り10席の予想...
- 2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP TV放...
- パドック裏話:レース出場の機会をひたすら待...
- アルボン、ウイリアムズF1との契約を複数年延...
- ロータス72でモナコ・ヒストリックGPに参戦し...
- アメリカ・シカゴでF1開催の噂。郡代表はNASC...
- アップグレードは「期待どおりに機能した」と...
- FIA、2026年に向け新しい軽量ヘイローの入札...
- F1マイアミGP技術解説:マクラーレンの勝利を...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第6戦】...
- ハースF1も元代表シュタイナーに対し訴訟を起...
- モナコ・ヒストリック・グランプリでセナ追悼...
「アロンソのチームメイトになるのはまだ早い」サインツのマクラーレン移籍のうわさに先輩デ・ラ・ロサが懸念
2018年8月3日
元F1ドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサは、カルロス・サインツJr.はフェルナンド・アロンソのチームメイトとしてうまく戦っていくには経験が浅すぎるとして、ふたりがマクラーレンで組むといううわさが現実にならないことを願っている。
アロンソは2019年もF1で走り続けるのかどうかの決断をまだ下していない。一方、チームメイトのストフェル・バンドーンは、アロンソに比べるとパフォーマンスがぱっとしないため、今季末でシートを失うのではないかとの推測が持ち上がっている。
もしそうなれば、その後任として有力なのは、現在チームのテスト兼リザーブドライバーを務めるランド・ノリスであると考えられてきた。
しかしこのところ、マクラーレンの2019年ドライバー候補について語られる時、カルロス・サインツJr.の名前が挙げられるようになってきた。現在サインツJr.はレッドブルからルノーに貸し出されているが、貸し出しの期限は11月に切れるといわれている。そしてルノーは来季、サインツの後任としてエステバン・オコンを起用することを考えている。
23歳のサインツJr.にとってレッドブル・レーシングに加入できるなら喜ばしいことだろうが、それが可能になるのはダニエル・リカルドが離脱する場合のみであり、リカルドとレッドブルの契約延長は内定しているものとみられる。トロロッソにはシートがあるだろうが、サインツはジュニアチームへの復帰は望まないだろう。
そうなると、サインツJr.は新たなシートを探す必要があるわけで、その最有力候補はマクラーレンであると推測されている。アロンソが残留を決めた場合、サインツは同じスペイン出身で、子どものころからのアイドルであり、良き助言者でもあるアロンソのチームメイトになるかもしれないわけだ。
しかしそれについてスペイン出身のデ・ラ・ロサは、サインツにとって良いことではないかもしれないと考えている。アロンソのチームメイトとなることには大きなプレッシャーが伴い、若いドライバーはその影響で本来の力を発揮できなくなるかもしれないからだ。
「彼らは一緒ではないほうがいいと思う」とデ・ラ・ロサはラジオ局Cadena Serのインタビューで指摘した。
「フェルナンドのチームメイトでいることはとても難しい。だから私としては、カルロス以外の誰かが引き受けた方がいいと思っている。カルロスはあと2、3年経験を積んでからフェルナンドのような大物と対決する方がいい」
■サインツはマクラーレン入りのうわさにノーコメント
デ・ラ・ロサはサインツJr.を高く評価していないわけではない。彼はサインツJr.が適切に身を処せば、F1において輝しいキャリアを築くことができると考えている。
「もしルノーがカルロスを手放すというミスを犯しても、彼はまだF1の中で居場所を見つけられるだろう」とデ・ラ・ロサは主張している。
今のところサインツJr.は、来季のマクラーレン移籍の可能性については固く口を閉ざしている。
「それについてはコメントできない」とサインツはハンガリーGPでの記者会見で発言した。
「レッドブルが僕の将来を決めるか、リカルドが契約を結ぶかどうかがはっきりするまでは、何も変化はない。僕の将来はまだ不確定で、他のどのチームとも繋がりは持っていない」
■デ・ラ・ロサが予想する2018年F1タイトル争い
デ・ラ・ロサ自身は1999年から2012年までの間、アロウズ、ジャガー、マクラーレン、ザウバー、HRTといったチームから104回のグランプリレースに参戦した。マクラーレンでは7シーズンの間テストドライバーを務め、9レースに参戦。また、フェラーリの開発ドライバーを務めた経験もある。
マクラーレンとフェラーリの両チーム、そして元チームメイトのルイス・ハミルトンをよく知るデ・ラ・ロサは、今年はフェラーリのマシンの方がパフォーマンスが優れているものの、ポイントの取りこぼしもあるため、2018年のタイトル争いは最終戦まで決着はつかないと考えている。
「メルセデスはフェラーリが勝つべきレースで勝っている。だからベッテルは、最高のマシンがあるにもかかわらず24ポイント差をつけられているのだ。ベッテルにとって非常に難しい状況だ」とデ・ラ・ロサは語った。
「だが、まだ道のりは長い。これからいろいろなことが起き、その積み重ねで、最後のレースにすべてが決まるのだろう」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
5/17(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
5/18(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
5/19(日) | 決勝 | 22:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |