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ホンダと交渉中のレッドブルに対し、ルノーがパワーユニット決定期限を延期か

2018年5月8日

 レッドブル・レーシングが2019年に向けて、ルノーとのパワーユニット契約を延長するか、ホンダにスイッチするかを検討中であるとみられるなか、ルノー・スポールのマネージングディレクター、シリル・アビテブールが、レッドブルに対して決断の締め切りを2週間延期することを認める旨の発言を行ったと伝えられている。


 エンジンマニュファクチャラーが来季カスタマーのリストをFIAに通知する期限は5月15日に定められている。しかしFIAと各エンジンマニュファクチャラーの同意が得られればこれを延長することが可能であり、これまでレッドブルは決断を先に延ばしたい意向をしばしば示してきた。


 一方、ルノーはこの期限を守りたい考えであったが、フランスメディアは、アビテブールが2週間の延期を認めたと伝えている。


「レッドブルとともに、12年にわたって多数の勝利を収めてきた。合意に達することができれば、彼らとの関係を継続する用意はある」とアビテブールはAuto-Hebdoに対して語った。


「第一の問題はタイミングだ。5月31日を過ぎれば、2019年にルノーエンジンを提供できるという保証はできない。我々は寛大な措置として、彼らに対する期限を2週間延期した」


 15日の期限を守るにしても、31日まで延期するにしても、時間はあまり残されていない。アゼルバイジャンGPの週末には、レッドブルはホンダとの交渉を正式にスタートし、今週末のスペインでも再び首脳陣の会合が行われるものと予想されている。
   
 レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、来季パワーユニットを選ぶ際に最も重視するのはパフォーマンスであると述べている。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)




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