最新記事
- 【F1第6戦無線レビュー】「今朝からそんな気...
- ルクレール、エミリア・ロマーニャGPからレー...
- FIA、雨対策用F1ホイールカバーの改良版をテ...
- 「風評は瞬く間に拡散されてしまう」ミック・...
- FIA初のCEOナタリー・ロビンが1年半で退任。...
- ニューウェイ離脱に「彼の役割は変わった」と...
- アンドレッティの参戦を拒否したF1を米国下院...
- 【SNS特集】F1マイアミGP:初優勝のノリスが...
- 悲願のF1初優勝。レースマネジメントに長け「...
- 2024年F1第6戦マイアミGP決勝トップ10ドライ...
- 2024年F1第6戦マイアミGP決勝トップ10ドライ...
- ルクレールがバスール代表の采配を称賛「僕た...
F1 Topic:トロロッソ広報「完全に私のミス」、アメリカGP参戦が確定していなかったガスリー
2017年10月9日
日本GPの土曜夜、ルノーから「次戦アメリカGP以降、ジョリオン・パーマーに代わってカルロス・サインツJr.が出場する」旨のリリースが流れた。その数分後、今度はトロロッソから、「カルロス・サインツを手放す」というリリースが。そしてそこには、「次戦アメリカGPはダニール・クビアトとピエール・ガスリーが出場する」と明記されていた。
「ああ、これでスーパーフォーミュラ最終戦へのガスリーの出場はなくなったんだな」とそれを読みながら思ったが、一応本人に確認してみようと、翌日のレース後にガスリーに訊いてみた。すると驚くべきことに、「まだ何も決まってない」というのである。改めてチーム広報に尋ねると、「あ〜、申しわけない。完全に私のミス」と、平謝りだった。
「カルロスが出ると聞いて、じゃあダニールとピエールしかいないと、勝手に思い込んだの」
何と、フランツ・トスト代表やレッドブルのヘルムート・マルコ博士から、何か言われたわけではなかったのだという。完全な思い込み。しかし彼女を責める気には、あまりなれなかった。軽率といえば確かにそうだが、それほど目くじらを立てるほどのことではない。サインツが出て行けば、あとはクビアトとガスリーしかいないというのは、僕も含めて誰もが思っていることだったからだ。
ところがどうやら、事態はそう単純なものではないらしい。クビアトが契約を盾にアメリカGPからの復帰を確実なものにした一方、参戦が不確かなのはむしろガスリーの方らしい。それはスーパーフォーミュラでのタイトル獲得にこだわるホンダに対し、レッドブル側が推し量ったからなのか。あるいはこの2戦の結果で、ガスリーに即戦力は期待できないと判断したからなのか。
しかしこれといった有力な代役がいないのも確かで、レッドブル育成ドライバーはマルコ博士自らが「ガスリー以外は、大した若手が育っていない」と才能払底を認めている。直下のカテゴリーではGP3に二コ・カリがいるのみだが、未勝利で選手権10位と低迷している。噂ではセバスチャン・ブエミや、インディ500ウィナーのアレクサンダー・ロッシといった名前まで挙がっている。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |