F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

マクラーレン・ホンダ密着:F1日本GPはスペック3.7の継続使用を決断、確実なポイント獲得を目指す

2017年10月6日

 ホンダにとって、鈴鹿で行われるF1日本GPはホームグランプリであると同時に、ホームコースでのグランプリ。かつては『鈴鹿スペシャル』という特別なアップデートを用意して臨んだものである。しかし、今年の日本GPでホンダがマクラーレンの車体に搭載したパワーユニットは、マレーシアGPで使用しただけでなく、その前のシンガポールGP、イタリアGPでも使用した『スペック3.7』だった。つまり、ホンダは地元で開催されたグランプリに、ユーズドのPUを搭載して臨んだ。

 ホンダが『鈴鹿スペシャル』も、『スペック3.7』に代わる新しいPUを投入しなかったのには、2つの理由がある。ひとつは、今年はレギュレーションで年間4基までしか、ペナルティなしで使用できないからだ。

 すでにホンダは5基以上のPUを使用しているため、いかに性能を向上させた『鈴鹿スペシャル』を日本GPで入れても、大幅なグリッドダウンペナルティを受けることになる。つまり、『鈴鹿スペシャル』を鈴鹿で入れてもメリットはないのである。逆説的に言えば、鈴鹿に新PUを入れないことが、鈴鹿スペシャルなのである。

 ホンダが鈴鹿に新PUを投入しなかったもうひとつの理由は、ペナルティを受けてまで入れるほどの性能向上が確認されていないからだ。

 スペック4は間に合わなかったが、スペック3.7でも十分戦えることは、マレーシアGPでストフェル・バンドーンが7位に入賞していることでもわかる。

「夏休み明けのレースから、トラブルなしで週末を戦うことができれば、ある程度の結果が出せるようになった」と長谷川祐介ホンダF1総責任者は語る。

 スペック3.7の継続使用に、マクラーレン・ホンダとしての最後の鈴鹿となる日本GPで、確実にポイント獲得を目指そうとするホンダの強い気持ちが感じた。

(Masahiro Owari)




レース

5/4(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/5(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/6(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.4 第4戦日本GP