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ホンダF1、スペック3エンジンに“0.2〜0.3秒以上”の向上を確認。「なんとしても次戦で2台に搭載を」
2017年6月28日
ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、F1アゼルバイジャンGP金曜に行ったアップグレード版“スペック3”エンジン(ICE)のテストで好感触を得たと語った。時間がないなか、次戦オーストリアではフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの2台にこれを搭載すべく、製造を急ぐという。
金曜、フェルナンド・アロンソのマシンでスペック3のテストが行われ、データ上、進歩が確認されたものの、走行時にギヤボックストラブルが発生しており、エンジンへのダメージをチェックするため、日本で詳細な検査が行われることになっている。しかしバクーでの初期チェックではダメージの兆候は見られないということだ。アロンソは土曜以降はスペック2のエンジンに載せ替えて走った。
長谷川氏は、時間的に非常にタイトだが、次戦オーストリアにはスペック3を2台分用意したいとの考えを示した。
「ギヤボックストラブルがあり、オーバーレブしてしまいました」と長谷川氏は英AUTOSPORTに対して語った。
「(エンジンに)問題は全く見られませんが、さくら(のファクトリー)で改めて検査します」
「問題ないはずなので、(オーストリアでは)2台のスペック3を導入するつもりです。スペアはありませんが、他に選択肢はありません。(オーストリアで)2台のスペック3を走らせる必要があります」
ホンダはスペック3エンジンにはバクーのコースでは0.2秒から0.3秒以上のゲインがあったと考えている。アロンソが使用したエンジンに何のダメージも見つからなければ、次戦はペナルティなしに交換できることになる。
「内燃機関のアップグレードは、パワーにフォーカスしたものです。パワー向上について具体的なことは公表しないものですが、バクーのサーキットでは新エンジンで0.2秒あるいは0.3秒以上のゲインがありました」と長谷川氏。
「信頼性の面でもトラブルはなかったので、パフォーマンスとパワーに集中することができます」
長谷川氏はまた、ダイナモ上のテストで予想した改善が、実際にコース上で走って得たデータで裏付けられたとして、その点については満足感を示しているが、まだやるべきことは多いとも認めている。
「マシンにつけたパワーのセンサーを見ると、ダイナモで見られたものと同じ違いを確認することができました」
「パフォーマンスに関するアップデートを持ち込むことができてうれしく思います。それなりにいいアップグレードでしたが、他のエンジンマニュファクチャラーに追いつくほどではありません。次回のアップデートに向けて加速していく必要があります」
第8戦アゼルバイジャンで、アロンソは9位フィニッシュ、マクラーレン・ホンダはようやく今季初入賞を達成した。
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
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予選 | 23:00〜 | |
5/19(日) | 決勝 | 22:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |