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ハミルトン、ロシアGP決勝のペース不足に危機感、早期の原因究明を決意
2017年5月3日
メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、F1ロシアGPのウイークエンドを通じて説明が難しいペース不足に悩まされたが、次戦のスペインGPまでには原因を突き止めると語っている。
ロシアGPでは、チームメイトのバルテリ・ボッタスが素晴らしいパフォーマンスを見せて、キャリア初のF1優勝を飾った。一方のハミルトンはバランスを欠き、マシンのオーバーヒートに見舞われて、4位に終わった。
メルセデスが今回2台とも同じセットアップで臨んでいたことが、状況をより複雑にしている。
「今は原因を説明できないが、問題を完全に理解するために今週作業するよ」とハミルトンは語った。
「決勝と予選を走って感じた自分なりの考えは持っているんだけど、きちんと解明するためには多くの作業が必要だと思う」
決勝では良いスタートを切り、ターン2でフェラーリのキミ・ライコネンに迫る走りを見せたハミルトンだが、前方のセバスチャン・ベッテルがブレーキを踏んだことで、その後ろに閉じ込められる形となり勢いを失ってしまった。
これでハミルトンはスタートで4番手のまま順位を上げられず、フェラーリ勢を追う中でエンジンを冷却する必要が生じたため、パフォーマンスはさらに妨げられた。ハミルトンは、表彰台のチャンスはレースのかなり序盤で消えた、と以下のように語っている。
「5周目以降は、スローダウンして4位をキープすることしかできなかった」
「セッティングもパワーユニットもかなり弱めた。オーバーヒートのために、気筒のひとつも切ったんだ。だから、かなり早い時点で4位より上には行けなくなっていたんだ」
「(土曜の予選から)決勝まであまり変わらずに遅かった」
「多分、上位陣ともある程度は戦えたとは思う。ただ、それを長く続けられたかといえば……このセットアップではおそらく無理だった」
「オーバーヒートのためにスピードを落としたんだ。1周あたりコンマ7秒か、あるいは1秒近く遅くなっていたかもしれない」
この結果、ドライバーズチャンピオンシップでは現在、ハミルトンはライバルのベッテルに13ポイント差を付けられている。
しかし、ハミルトン自身はロシアGPでのペース不足を理解することの方がよほど重要であると語った。
チャンピオンシップの行方について、ハミルトンは「今は考えていない。重要ではない」とし、こう話した。
「このウイークエンドでスピードが出なかった原因を追求すべきだ。セットアップの何が悪かったのかを突き止め、次のレースで戦えるようにすることが大事だ」
「そこまでの道のりは長いが、僕はまだチャンピオンシップの2番手だ。世界が滅びたわけじゃない。だけど次のレースまでに以前のペースを取り戻す必要があるね」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |